気象庁が2008年7月のオゾン層と紫外線量の観測結果を発表
気象庁の防災気象情報のサイトをみていたら、紫外線情報分布図があることに気が付きました。日々の紫外線予測・解析情報が刻々とわかりやすく色分けされた状態で発表されています。今年は、ランニングと屋根の上の工事でいわゆるドカタ焼状態でこんがり君でした。屋外での作業が多いときには参照しておいたほうがいいかもしれないサイトです。
・紫外線情報分布図 : 全国
-----image : 同サイトキャップチャー画像
ところで、ひところ世界を騒がせたオゾンホール、そもそもの紫外線の状況はいかがなものなんでしょうか?
気象庁発表、平成20年8月20日
・2008年7月のオゾン層と紫外線
" 概要 2008年7月のオゾン層と紫外線の状況を解説します。
本文
1. 日本上空のオゾン層
日本上空のオゾンの量は、那覇で過去の月平均値と比べて多く、札幌・つくばで並だった。
2. 日本国内の紫外線
日本国内の紫外線の量は、那覇で過去の月平均値と比べて多く、札幌・つくばで並だった。那覇では、7月の平均値としては観測開始以来最も多い値を記録した。
3. 南極昭和基地のオゾン層と紫外線
昭和基地上空のオゾンの量は、オゾンホールが明瞭に現れる前の1961~1980年の月平均値に比べて約9%少なかった。 4. 全球のオゾン層 オゾン全量は、過去の月平均値と比べると、東シベリア・南アメリカの一部、太平洋南部、太平洋北部の北緯45度・東経180度付近、アフリカ大陸南方の南緯50度・東経50度付近で、10%以上少なかった。 図表を含めた全文については、下記の「資料全文」をご参照ください。 来月の発表は、9月22日の予定です。 " ----------
7月は、那覇で多く札幌、つくばで並ですか。気になる南極も含めた世界では少ない傾向だったようです。日本では、観測開始からずっと増加傾向が続いています。世界的な傾向としては、オゾン層の破壊は、中緯度地帯で、横ばい状態のようです。年によっての上下はあるものの、今後の傾向について注意深く観測を続けている段階のようです。
気候変動問題とオゾン層の関係など、いろいろな情報を目にしますが、正確な予想というのは結構むずかしく、唯一観測のみがこの世界の現在をあらわす指標となりうるような気がします。(t_t)
・気象庁 : オゾン層・紫外線の診断表
/ [地球環境のデータバンク] オゾン層・紫外線
MEMO
・国立環境研究所 : オゾン層の破壊
・Canada's SCISAT: Keeping an Eye on the Ozone Layer-----marketwire.com,Aug 12, 2008[-----the Environment Canada Stratospheric Ozone Web Site] カナダ
・U.S EPA : Ozone Layer Depletion アメリカ
・Even Seaweeds Get Sunburned-----SienceDaily.com,Aug. 26, 2008
人気blogランキング参加中。クリックお願いします!
上のバナーをクリックしていただくだけで当サイトの- 評価 -の向上になります。ご協力ありがとうございます。
しなやかな技術研究会のタイムライン3
--- グリーン・ポストのおすすめ”本”(amazon.co.jpインスタントストア)-----しなやかな技術研究会のGoogleマップ-----はてなのブックマーク-----
-- [ バックナンバー、しなやかな技術研究会のタイムライン1 、しなやかな技術研究会のタイムライン2]--
[PR GreenPostの商品案内のサイトへ PR]
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント