環境省が気候変動問題について、多くの図版を使いわかりやすく解説する「STOP THE 温暖化2008」を公開
今後の温暖化効果ガス削減のための国際間の枠組み作りのための交渉を前に、世界の協調、国内の協調をはばむ最大の懸念材料は、”景気”だと、友人が語る。暗に、景気が後退すれば、企業にとって温暖化効果ガスの削減のための努力は簡単に潰えるといいたいのだ。
そりゃそうだ、っーの。目の前の危機の圧倒的な存在は、それが顕在化した段階では、企業の対応どころの騒ぎですむはずがない。気候変動とエネルギー問題を考える時、最大の敵は時間だということは、研究者の指摘をまたないでもわかる。対応は早ければ早いほど、結果対応のための予算とエネルギーを減らすことになる。しかし、少しでも余裕のある現段階で動くには決断がいる。犠牲も先取りして払う必要がある。
しかし、現状の国際的な協調、国内の動きの協調も含めて、具体的な数値にしていくのは考えただけでも大変なことだ。考えれば頭の痛いことだらけですねぇ。
とはいえ、今2050年の暮らしを意識することで、2020年の暮らしを描き、できることから生活や仕事の中で取り組んでいきたいと考えています。そうした話を人の前でする機会もありそうです。そこで、資料を集めていたら、今回の環境省の一部が使えそうです。図版で情報がまとめられていて、Good!
プレスリリース / 環境省、平成20年7月3日
・パンフレット「STOP THE 温暖化2008」の作成について
-----image : 同パンフレット表紙より
" 環境省では、地球温暖化に関する最新の情報をとりまとめ、広く普及啓発することを目的として、(独)国立環境研究所の監修のもと、パンフレット「STOP THE 温暖化」の最新版である、「STOP THE 温暖化2008」を作成しました。1.パンフレットの特徴
○ 地球温暖化に関する最新の科学的知見について解説
平成19年にとりまとめられた気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第4次評価報告書と本年6月にとりまとめた「地球温暖化影響・適応研究委員会」の検討成果を基に、地球温暖化とその影響に関する最新の研究、観測成果を、写真や図表を用いてわかりやすく解説しています。 ○ 地球温暖化対策の最新の動向について解説
世界と日本の最新の二酸化炭素排出量等の各種データを示すとともに、排出削減の可能性、安定化濃度と気温上昇の関係、京都議定書、長期的な温暖化対策、地球温暖化対策の推進に関する法律の要点などについてわかりやすく解説しています。 ○ 温暖化影響への「適応」の重要性について解説
適応に関する国際的な取組や、わが国の開発途上国における適応の支援メカニズムである「クールアース・パートナーシップ」、「地球温暖化影響・適応研究委員会」の検討成果などについて解説しています。 (参考)
IPCC第4次評価報告書について(環境省)
http://www.env.go.jp/earth/ipcc/4th_rep.html
「地球温暖化影響・適応研究委員会」ホームページ(環境省)
http://www.env.go.jp/earth/ondanka/rc_eff-adp/index.html2. パンフレットの入手方法
本パンフレットは、下記の環境省ホームページからダウンロードできます。
http://www.env.go.jp/earth/ondanka/stop2008/index.html添付資料
パンフレット「STOP THE 温暖化 2008」[PDF 12,453KB]
-----image(pop up) : 同資料P.7よりキャプチャー画像 "
コメント続き
洞爺湖サミットで国、国家間の調整に手間取り、さまざまな対応が遅れる懸念がでてきました。しかし、ガソリン価格の高騰に象徴されるエネルギー危機、そして自然、生物界であきらかに温暖化の影響がでてきていること、そして極端化する気象など私たちの暮らしの適応策は対応が早ければ早いほどインパクトを抑えることができます。急激な変化がおとずれても省エネ行動は、エネルギー問題と経済の問題に同時に対応できる万人に有効な適応策です。
さらに、余裕があるのなら、省エネ機器やさまざまな機器を導入することもできます。そのためにも、”世界の姿情報”集めは必要です。ただ、世界の姿は、そこに暮らし生きている人の現実ですから、資料からいつかは離れて自分で暮らしを作り始める必要がある。そう実感する日々です。(t_t)
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