高出力LED電球“E-COREシリーズ”の発売について / プレスリリース 東芝ライテック
-----image[”(写真左)「ビームランプ100Wクラス」(写真右)「レフランプミゼット形60Wクラス」”] & text : 東芝ライテック、2008年7月17日発表より
" 「ビームランプ100Wクラス」「レフランプミゼット形60Wクラス」をラインアップ
東芝ライテック株式会社は、LED照明シリーズ「T.LEDs」に、電球ソケット(E26口金)にそのまま使用できる高出力LED電球4機種を“E-COREシリーズ”としてラインアップに追加し、2008年8月20日に発売します。
当社は、地球温暖化問題は照明メーカーの大きな課題の一つであると考え、2010年度中をめどに一般白熱電球の製造を中止することを決定し、電球形蛍光ランプやLED照明などの省エネ製品に置き換える事業活動を推進しています。
このたび当社が発売するのは、高効率LEDを採用し、100V商用電源に接続した電球ソケット(E26 口金)でそのまま使用できる高出力LED電球です。業界初(※1)の「ビームランプ100Wクラス」2機種と、昨年12月に40Wクラスを発売し好評を得ているレフランプミゼット形に60Wクラス2機種をラインアップします。
また、本商品の発売にあわせ、従来LEDダウンライトの名称として使用していた「E-CORE」を、高効率LED照明の統一ブランドとして展開していきます。当社は今後、白熱電球から置き換えることで、消費電力を低減し、CO2削減に貢献する高効率LED照明「E-CORE」シリーズの普及活動にさらに注力していきます。
※1: 2008年7月17日現在、電球形LEDランプにおいて。(当社調べ。)特長
(1) 業界初(※1)のビームランプ形のLED電球
「ビームランプ100Wクラス」はパワーLED8個を搭載し、白色相当で2180cd(100W形相当(※2))、電球色相当は1600cd(75W形相当(※3))の最大光度を、消費電力9Wで実現しました。ビームの開きは白熱電球のビームランプ散光形と同じ30°です。
白熱電球のビームランプと同じ外形なので、そのまま置換えることが可能です。また、ビームランプ専用器具との組合せで屋外でも使用可能なため、看板や軒下、施設・店舗のライトアップなどに最適です。
※2: 当社クールビーム散光形(CRF110V80W )100V点灯時との比較
※3: 当社クールビーム散光形(CRF110V60WN)100V点灯時との比較
(2) レフランプミゼット形に60Wクラスをラインアップ
「レフランプミゼット形60Wクラス」は、昨年12月に発売した40Wクラスと同じ寸法で、出力を約1.5倍に高めています。パワーLED5個を搭載し、白色相当で400cd、電球色相当で290cdの最大光度を、消費電力5.3Wで実現しました。ビームの開きはレフランプミゼット形とほぼ同じ55°です。
白熱電球60W形を使用していたダウンライトやスポットライト器具で置き換えるだけで消費電力が少なくなり、CO2排出量を削減することが可能です。例えばレフランプミゼット形60Wタイプ(※4)から置き換えると、定格寿命20,000時間で約400kgのCO2を削減(※5)。これはブナの木約36本分の年間CO2吸収量
(※6)に匹敵します。
※4: 当社レフランプミゼット形60W形(RF100V57WM)との比較
※5: CO2排出係数は0.39kg/kWh(環境家計簿用排出係数一覧)による。
※6: ブナの木1本が1年間に吸収するCO2を約11kgで算出。(独立行政法人森林総合研究所試算)
(3) 20,000時間の長寿命
「ビームランプ100Wクラス」「レフランプミゼット形60Wクラス」ともに、定格寿命は20,000時間の長寿命で取替えの手間を軽減できます。
(4) LED光源の特長をいかした幅広い用途
繰り返しの点滅に強く、点灯直後でもほぼ100%(安定時との比較)の明るさを得ることができます。また、熱放射が少ないため熱に弱い物品の照明にも適しています。
主な仕様と価格
ビームランプ100Wクラス
.....LEL-BR9L-F 電球色相当 .....定格消費電力(W) 9.0.....全光束(lm)435.....ビームの開き(度) 30.....
.....LEL-BR9N-F 白色相当 .....定格消費電力(W) 9.0.....全光束(lm)595.....ビームの開き(度) 30.....レフランプミゼット形60Wクラス
.....LEL-SL5L-F/2 電球色相当 .....定格消費電力(W) 5.3.....全光束(lm)260.....ビームの開き(度) 55.....
.....LEL-SL5N-F/2 白色相当 .....定格消費電力(W) 5.3.....全光束(lm)360.....ビームの開き(度) 55..... "
参考エントリー
・電球形LEDランプ スポットライト形の発売について / プレスリリース 東芝ライテック-----しなやかな技術研究会、2007/12/03
コメント
上の昨年12/3日のエントリーで紹介した5.3W40W型は、現在の価格が8000円弱で販売されています。当初手にはいりにくかったようですが、現在はネットでも買えます。電球色がが33 lm/W。後者白色が45 lm/Wでした。
そして、今回同じ消費電力5.3Wで60W型が登場しました。レフランプミゼット形60Wクラスの電球色タイプが5.3Wで全光束260(lm)、白色タイプが5.3Wで全光束360(lm)となり、発光効率は、電球色がが49 lm/W。後者白色が68 lm/Wにまでアップしています。さらに、ほぼ同じ発光効率で100W型までそろえ、ラインナップがそろいました。
旧40W型の価格から想像すると、60W型で12000円程度の実売価格になります。ちょっと高いですから、、、ちょっと割安になることを期待したいところです。
発光効率的には、電球型蛍光灯にほぼ匹敵する性能を備えてきたことになります。他社、他国のメーカーでもっと効率のいいものもありますが、価格はさらに高くなっています。今後は、この割高感がどのように下がっていくのか? そのあたりに注目が集まりそうです。いずれにしろ、より手軽に利用できる形で本格的な高輝度発光ダイオードを利用したLEDランプの技術革新、製品開発に大いに期待したいところです。(t_t)
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