バーチャルウォーター - virtual water - / おすすめサイト
わが国は、水資源に恵まれ、、、たぶん私同様多くの人がそう考えているだろう。しかし、考えてみれば、東京でも40年前の子供は小川の水や清水を普通に飲んでいたが、東京のどこを探しても自然にある、飲める水というのは奥多摩あたりに行かないとないのではないか、、、、さらに、雨不足の年もある。ペットボトルの水は大量に売られ、輸入物も多い。いつの間にか、自国の水、世界の水資源の状況を、牧歌的な時代から急速に悪化させてしまっていた。
さらに、大量の農作物の輸入に頼る生活をしている。このことが、実は大量の水を消費しているのだという。水を直接消費しているのではなく、農作物を通しての間接消費。
この水を、仮想水、バーチャルウォーターとどなたかが名づけたようです。
農作物の生産には大量の水を作物の生産国では使い、多くの食料を輸入する日本は、実は世界の水を大量に消費している。大方のインゲンが水資源が少ない中東の国から来ているということを、バーチャルウォーター - virtual water -のサイトのWEB漫画を読んで知りました。1個の牛肉ハンバーガーに使われる水の量は、999L、約一トンにもなるそうです!
「世界(せかい)では、水(みず)の約(やく)70%(ぱーせんと)が農業」で使用されるものだそうです。環境省が、この仮想水の問題に耳目を集めるために作ったこのサイト、大いに参考になりました。
直接水を輸入しなくとも、実際には世界の水を消費していることを漫画やクイズや計算機を使って計算できるバーチャルウォーター - virtual water -のサイトは、子供とも一緒に見て、問題について考えてみたいサイトです。
プレスリリース / 環境省、平成20年5月30日
・「実は身近な世界の水問題」(世界の水問題にかかる普及啓発WEBサイト)の公開について~「バーチャルウォーター」を利用して日本と外国のつながりを知ろう ~
" 水の大切さや世界の水環境問題と私たちの生活とのつながりについて理解を広めるため、世界の水環境問題を漫画やクイズで紹介する「WEB漫画」や輸入する食料を作るのにどのくらいの水量が使われているかわかる「MOEカフェ」、「仮想水計算機」をホームページに掲載しました。
近年、地球温暖化による気候変動や急激な人口増加とあいまって、水不足、水質汚濁など世界の水環境問題はますます深刻な状況となってきています。
一方、日本は食料の約60%を海外からの輸入に頼っており、その輸入食料を生産するために必要な水(バーチャルウォーターの量)」は年間800億立方メートル(2005年データでの算出で日本の年間水道使用量の約8倍)になります。
環境省では、海外の水質汚濁問題が日本の生活に密着していることなどを広く普及啓発するため、「バーチャルウォーター」を活用して、日本と世界の水の関わりや水環境問題を解説したWEB(ウェブ)漫画やレストランのメニューにある食べ物を作るのにペットボトル(500ml)何本分の水が使われているかがわかる「MOEカフェ」、また学習用教材等として活用していただくことを想定し日常の食事がどのくらいの水を使って作られているか計算できる「仮想水計算機」をホームページに掲載しました。ホームページ掲載:URL http://www.env.go.jp/water/virtual_water"
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コメント
dswithさん
お久しぶり。
石油製品、ガソリン、食料、、そして水。人間の生活に必要なさまざまな資源の価格高騰は、トレンドというより、常態なのではという認識が広まりつつあるようです。島も大変そうですが、こっちの島もかなり状況は厳しいものが予想されます。
オートノマス(自立的なシステム)に取り組んでますが、それもこれだけ人間が多い国に住んでいると、イザとなったら一発で混乱の中に吸収されてしまいそうです。
とはいえ、ありがたいことに、今のところ日常は日常で淡々と仕事ができています。
来年あたり、、、ぜひそちらの島にも行ってみたいものです。今後ともよろしくお願いします。
しな研 つねとうとうじ
投稿: t_t | 2008/06/06 09:50
輸入食品に頼る小さな島暮らしには
切実な問題です。
投稿: dswith | 2008/06/04 10:52