「歩行アシスト」をバリアフリー2008に参考出展 / プレスリリース Honda
-----image(pop up ; ”左 : 歩行アシスト装着例(歩行中),右 : 歩行アシスト装着例”) & text : Honda,2008年4月22日
" Hondaは、加齢などにより脚力が低下した人※の歩行をサポートする「歩行アシスト」装置のプロトタイプを、総合福祉展「バリアフリー2008」(主催:社会福祉法人 大阪府社会福祉協議会、テレビ大阪 日程:4月25日(金)~27日(日) 会場:インテックス大阪)に参考出展する。「歩行アシスト」は、より多くの人に移動する喜びを提案するため、1999年から研究を開始。現在では、有効性を検証する段階に至っている。
ASIMOと同様、人の歩行研究の蓄積をベースに開発したHonda独自の協調制御技術を採用。歩行時の股関節角度センサーの情報をもとに協調制御を行い、制御CPUの指示を受けたモーターが最適なアシストを行う。これにより、非装着時と比べて歩幅を広げることで、より楽な歩行を可能としている。
また、Honda独自開発の薄型モーターと制御システムを採用して小型化を達成。さらに、ベルト着用タイプのシンプルな構造とするなど、重量を約2.8kgと軽量化して装着時の負担を軽減するとともに、さまざまな体格に対応可能な仕様としている。
「歩行アシスト」の研究は、(株)本田技術研究所 基礎技術研究センター(埼玉県和光市)で行っている。
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(出展装置)主要諸元 サイズ 3サイズ(S、M、L)
モーター間内寸:(S)312mm、(M)342mm、(L)372mm
重量 2.8kg *Mサイズ
駆動方式(モータ/減速比) ブラシレスDCモーター/10
バッテリー(種類/容量) リチウムイオン2次電池/22.2V-1Ah
一充電稼働時間(時間) 2時間(4.5km/h歩行時) "
コメント
歩行アシスト、それも加齢などにより脚力の不足した人を対象としたマシーンの開発をホンダが進めている。ロボット、ASIMOと対照的な発想ながら、技術的には共通点もある研究に違いない。
重さは、2.8kg。医術の世界で進む人工的な関節やさまざまな医療器具との組み合わせも将来行われそうな分野ですね。リハビリにも使えるかもしれない。
昨日、手首を複雑骨折した知り合いのお見舞いに行ってちょっとびっくり、手首と腕の関節をつなぐ金属の”ブリッジ”が装着されていたからです。外に大きく飛び出すことで安定的に固定し、電気も流れて治療に貢献できるのだという、、、、。しかし、その装具の大きさと姿にびっくりしてしまいました。医療器具も昔とはだいぶ形や機能が変わってきているようです。
少子高齢化、そして高齢者も社会的なさまざまな貢献が期待される時代になり、こうした分野も進化していくのでしょうね。
ところで、少し前に紹介した”膝で発電する歩行発電装置”のことを覚えておいでだろうか? 膝で発電する装置だった。今回のホンダのアシストとはちがい、身体を使って発電しようという装置だったわけだが、上半身にこうした装置を装着し、下半身のアシスト機の電源にといった発想も可能になるかもしない。そうすれば、電気を自前で賄うことも可能? ちょっとこうした装具には抵抗があるが、体が不自由になることはだれにでもありうる話しだ。ますます誰かに頼ることがむずかしい、周囲がすべて年寄りという時代を前に、自立を実現するために、機械的装置のアシストを利用することへの抵抗感は消えていくのかもしれない。(t_t)
・Knee brace generates electricity from walking / Newsリリース University of Michigan(膝で発電する歩行発電装置)-----しなやかな技術研究会、2008/2/12
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コメント
ガソリン税復活、、、、高い。
当分車に乗るのを控えたい。でも足が痛いので、無理。この装置下半身の機能アシストに強化してほしいです。
でも高いんでしょうね。保険もきかない、、?
投稿: 緑錆 | 2008/05/01 12:39