2008年4月までの日本の大気中二酸化炭素濃度について / プレスリリース 気象庁
" 概要 気象庁が温室効果ガス観測を実施する国内観測地点において、2007年の年平均大気中二酸化炭素濃度は過去最高となりました。 また、2008年4月の大気中二酸化炭素濃度は、観測開始以来の最高値を記録しました。本文
気象庁は、大気環境観測所(岩手県大船渡市綾里)、南鳥島気象観測所(東京都小笠原村)、与那国島測候所(沖縄県八重山郡与那国町)の国内3地点で、大気中の二酸化炭素濃度の観測を実施しています。
これらの観測の結果、2007年の年平均値は3地点でそれぞれ386.6ppm、384.6ppm、386.3ppmとこれまでで過去最高となりました。
この10年間では2.0ppm/年の割合で増加を続けており、国内で最初に長期連続観測を開始した綾里においては、観測開始時(1987年)より、35.5ppm濃度が増加しています。
また、年間で最も二酸化炭素濃度の高くなる春季において、今年4月の観測値は、それぞれ394.4ppm、389.8ppm、392.2ppmと、すべての観測点で観測開始以来の最高値を記録しました。報告の概要及び図等を含めた全文は、下記の「資料全文」をご参照ください
資料全文
2008年4月までの日本の二酸化炭素濃度について[PDF形式: 110 KB]

-----image(pop up ; ”図: 綾里、南鳥島および与那国島における大気中二酸化炭素月平均濃度および その季節変化成分を除いた濃度の経年変化(ppm:百万分の一)” : 資料より "-----気象庁、平成20年5月23日 発表より
参考エントリー
・大気中の温室効果ガス濃度は過去最高の水準 / プレスリリース 気象庁-----しなやかな技術研究会、2007/12/07
・増え続ける大気中の温室効果ガス ―世界気象機関(WMO)が温室効果ガス年報の刊行を開始しました― / プレスリリース 気象庁-----しなやかな技術研究会、2006/03/21
----------Googleサイト内検索 : 気象庁----------
----------Googleサイト内検索 : 温暖化効果ガス----------
コメント
増え続ける大気中の温暖化効果ガス濃度。この傾向は、続いていて、2007年の年平均大気中二酸化炭素濃度は過去最高となったということです。温暖化と二酸化炭素濃度と因果については、学者の間でも議論が分かれる部分があるのですが、、、、人間の営為が現在の地球規模の気候変動に”大きな影響を与えていることを否定すること”は、できません。
そして、なんらかの指標、カーボン、温暖化効果ガス、二酸化炭素など、より多くの人間と企業、国家が採用しうる”目盛り”として考えられています。
脱カーボン、ゼロカーボンに向けて、、、、具体的な実効ある取り組みが必要とされています。しかし、いまだ人類は利害の対立を調整できずにいます。政治と国際社会がこの問題を解決するにはまだまだ時間と努力が必要とされるようです。
しかし、我々は日常を生き社会生活を送っています。となれば、政治と国際社会に期待しつつも、私たちの生活、文化を積極的に脱カーボン、ゼロカーボンという文脈で自ら再構築していくことを始めることが、ここでは当為だと思います。
生活のリ・デザイン! 試行錯誤を続けていきたいものです。(t_t)
人気blogランキング参加中。クリックお願いします!
上のバナーをクリックしていただくだけで当サイトの- 評価 -の向上になります。ご協力ありがとうございます。
しなやかな技術研究会のタイムライン2
--- グリーン・ポストのおすすめ”本”(amazon.co.jpインスタントストア)-----しなやかな技術研究会のGoogleマップ-----はてなのブックマーク-----
-- [ バックナンバー、しなやかな技術研究会のタイムライン1 ]--
[PR GreenPostの商品案内のサイトへ PR]
| 固定リンク
« 地球環境研究総合推進費戦略的研究プロジェクト「脱温暖化2050プロジェクト」成果発表のお知らせ / プレスリリース 環境省 | トップページ | 業界初 電力線通信による照明器具の連動制御を実現。防犯照明「見守ルクス ひとセンサ連動機能付照明器具」新発売 / プレスリリース 松下電工 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント