「次世代ゼロ・エネルギー住宅」試行棟が旭川に完成 / プレスリリース ミサワホーム
-----image(pop up ; ”外観イメージ ベースプラン「SMART STYLE O」 1F 65.95m2 2F 73.18m2 To. 139.13m2(42坪)”) & text : ミサワホーム、平成20年3月17日発表より
" ○Q値=0.80W/m2Kを実現する超断熱性能
○生活エネルギーのみならず建設時に排出されたCO2も回収
○寒冷地「北海道旭川市」での実証実験をスタート
ミサワホーム株式会社(代表取締役社長 水谷和生)は、年間のエネルギー消費と発電エネルギーの収支をゼロにする「ゼロ・エネルギー住宅」を開発、販売してきましたが、このほど、生活に必要なエネルギーのみならず、建設時に消費するエネルギーも回収できる「次世代ゼロ・エネルギー住宅」の試行棟が完成しました。
..........
旭川試行棟の主な特長は以下の通りです。
次世代省エネ基準(地域:Q値=1.60W/m2K)の約2倍の断熱性能(Q値=0.80W/m2K)
ヒートポンプ冷温水システムとパネルルーバー冷暖房でやわらかな“暖かさ”“涼しさ”
発電能力9.5kWの屋根全面高効率太陽光発電(PV)システム採用
冬が厳しい旭川においても、年間エネルギー収支ゼロを実現
ライフサイクルエネルギー収支を改善し、大幅なCO2削減効果日本は南北に長く、地域の気候特性を考慮し検証する必要があり、その一棟目として寒さの厳しい北海道旭川に試行棟を建設しました。今後は実際にお客様にご入居頂き、通常の生活をしていただく予定です。年間を通じて遠隔通信システムによるデータ収集および検証を進めるとともに、全国的な商品展開を推進していきます。 "
関連
・SMART STYLE O40(ミサワホーム)
関連記事
・ミサワホーム、『ゼロ・エネルギー住宅』次世代モデル試行棟-----WIRED VISION,2008年3月18日
コメント
ミサワホームが寒さの厳しい旭川に実験棟を建設し、”次世代のゼロ・エネルギー住宅”に実際に人が住んでのテストを開始するそうです。ヒートポンプ冷温水システムとパネルルーバー冷暖房、そして、屋根材一体型の9.5kWの太陽光発電システムなどを搭載し、”全国での展開”をアピールしています。
太陽光発電は、シミュレーションでは年間7700kWh。従量平均を21.5円/kWhとした場合、月に13800円程度の電力料金に相当する電気エネルギーで、冷暖房も含めたすべてのエネルギーを自給できる計算になります。
一時は、オール電化住宅、、、そしてエネルギーゼロ、、、などなどの表現で登場した家は、単に電力依存を助長するだけにすぎない。ガスから電力へのシフトを加速させ、結果的に国全体のエネルギー効率が下がるかもしれないとい意見に首肯することも多かったです。しかし、今回の実験は、面白いですね。将来の太陽電池の値下がりや次世代を見越しての基礎データーとして興味深い実験です。
これで、太陽電池の価格が下がれば、全国で一般住宅でのオートノミー(自立)を実現できる可能性があります。気になるのは、どこまで太陽電池が下がれば、、、というコストの計算、そして、EPR(エネルギー収支比 = Energy Output / Energy Input)などの基礎的なデーター。これらのデーターをそろえておくことが重要になってきました。資料集めてみます。いい情報がありましたら教えてください。(t_t)
参考
・アンケートへの回答のお願い:安価な石油時代の終り-----ん!、2008-04-14
・一家に一台?太陽光発電リース、米で人気 / クリッピング MSN産経ニュース-----ソフトエネルギー、2008/04/21
人気blogランキング参加中。クリックお願いします!
上のバナーをクリックしていただくだけで当サイトの- 評価 -の向上になります。ご協力ありがとうございます。
しなやかな技術研究会のタイムライン2 --- グリーン・ポストのおすすめ”本”(amazon.co.jpインスタントストア)-----しなやかな技術研究会のGoogleマップ-----はてなのブックマーク-----
-- [ バックナンバー、しなやかな技術研究会のタイムライン1 ]--
[PR GreenPostの商品案内のサイトへ PR]
| 固定リンク
« 世界銀行-宇宙航空研究開発機構(JAXA)が覚書に調印 / プレスリリース 宇宙航空研究開発機構 | トップページ | The vulcan project - 温暖化効果ガス、CO2は”どこ”から生まれ、そしていくのか? /おすすめサイト »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント