日本海沿岸地域等への廃ポリタンクの大量漂着について(第3報) / プレスリリース 環境省
" 本年1月中旬から日本海沿岸地域を中心として廃ポリタンクが多数漂着しており、3月3日時点で約4万個が確認されました。一部には中に液体物質が残っているものがあり、関係県が分析した結果によれば、塩酸が検出された例があります。このため、海岸に漂着している廃ポリタンクには、安易に触れないよう注意喚起しています。 環境省では、関係の道府県及び省庁の協力を得て、漂着状況の把握、事故防止のための注意喚起を引き続き行うとともに、韓国の担当行政機関に対して情報を提供し、発生原因の究明等を要請しました。また、外務省においては、外交ルートを通じて、韓国政府に対して実態把握、原因究明、漂着ゴミを減らすための更なる努力等の要請を行っています。 .......... 廃ポリタンクにはハングル文字が書かれているものが多数見られ(確認されたもので約16,000個)、H2O2(過酸化水素)、CH3COOH(酢酸)、HNO3(硝酸)等の表記がある場合もある。しかし、H2O2表記の廃ポリタンクから塩酸が検出された例があり、廃ポリタンクの表記と内容物は必ずしも一致しないので、注意を要する。このため、環境省では、海岸に漂着した廃ポリタンクに安易に触れないよう、引き続き注意を呼びかけている。-----環境省、平成20年3月5日2.過去の経緯
平成11年度頃から冬場を中心に毎年のように日本海沿岸に大量の廃ポリタンクが漂着している(11年度 約38,000個、12年度 約11,000個、13年度 約13,000個、14年度 約29,000個、15年度 約12,000個、16年度 約14,000個、17年度 約9,300個、18年度 未確認:海上保安庁調べ)。これらについては、発生源の可能性がある韓国に対して、原因究明、発生防止等の要請を行っている。 "
関連
プレスリリース / 環境省、平成19年12月10日
・漂流・漂着ゴミに係る国内削減方策モデル調査における生分解性素材の漂流ボトル放流調査の実施について(お知らせ)
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関連記事
・廃ポリタンク漂着、日本海沿岸に過去最多の4万個-----YOMIURI ONLINE,2008年3月5日
コメント
ハングル文字が書かれたものが約四万個のうち、約16,000個があったといことですから、ゴミを海に流すという行為は、薬品を扱う業者、なんらかの関連の”組織・団体”が慣行として日常的に行われているということなのですかね。海が、ときには有害な化学薬品さえ入った大量のポリタンクによって汚染されていく、、、残念を通り越して、破壊工作的な行為に対する強い憤りを感じます。
”総数、39,941 、うち韓国語 16,273、うち中国語 190、うち英語 306 、うち日本語 176。”[表題のリリース、添付資料 : 漂着ポリタンク個表(都道府県別)より](t_t)
参考
・海上保安庁、海洋速報&海流推測図
-----Google Earthキャプチャー画像、[左 : 最近の海水表面温度、右 : +2008/3/9収録の雲 ]
・NASA Releases More Earth Data for Google Earth-----Google Earth Blog,2008/2/22
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