東燃化学とエクソンモービル・ケミカルがバッテリーセパレーターフィルムを発表。次世代リチウムイオン蓄電池は、驚くほど薄い?
アメリカのエネルギー関連のブログなどが伝えるところによると、東燃化学(株)とエクソンモービル・ケミカルがバッテリーセパレーターフィルムを関連イベントの場で発表。この技術を利用することで、次世代リチウムイオン蓄電池は、驚くほど薄くなり、軽量化する。さらに安全性の向上にも寄与することができるのだという。
クリッピング / CHRON.com,Nov. 28, 2007
・Exxon says film may lead to car battery like laptop's
・Exxon: Film May Lead to Car Battery that is Lighter and Safer-----The Energy blog,November 29, 2007" It seems that everyone is getting into the battery business, one of them will succeed in making a smaller, lighter and less expensive battery. This development by ExxonMobil sound very promising. " ----------
とはいえ、国内でのプレス発表は、静かなものだ。大きなイノベーションを報じるということもないのが不思議といえば、不思議ですね。
プレスリリース / 東燃ゼネラル石油、平成19年11月29日
・東燃化学(株)とエクソンモービル・ケミカルが新たなフィルム技術を開発 -ハイブリッド自動車/電気自動車用バッテリーに貢献-
" 社の100%子会社である東燃化学株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長D. L. シュスラー)のスペシャルティ事業に関連し、エクソンモービル ケミカル カンパニー(エクソン モービル コーポレーションの化学品部門)は、11月28日(米国時間)、標題のニュースリリースを発表いたしました。
つきましては、日本語抄訳をご紹介いたしますので添付をご参照下さい。
以上
添付: エクソンモービル ケミカル カンパニー プレスリリース
ニュースリリース(日本語抄訳)
エクソンモービル・ケミカルが新たなフィルム技術を開発
-ハイブリッド自動車/電気自動車用バッテリーに貢献-
エクソンモービル・ケミカルならびに、エクソンモービルグループの一員である東燃ゼネラル石油株式会社の100%子会社の東燃化学は、この度、リチウムイオン電池向けの新しいフィルム技術を開発しました。同技術は、次世代ハイブリッド自動車および電気自動車(ハイブリッド/電気自動車)のエネルギー効率ならびに費用効率の向上に貢献することが期待されます。これらの新しいフィルム技術により、リチウムイオン電池の出力、安全性ならびに信頼性が著しく高まり、より小型で、より軽量な電池の次世代の低排出ガス車への導入が促進されることが期待されます。
エクソンモービル ケミカル カンパニー上級副社長 ジム・ハリス(Jim Harris)は、「エクソンモービル・ケミカルは、ハイブリッド/電気自動車の要求を満たすことができるリチウムイオン電池用の新しいフィルム技術を開発しました。 この技術は次世代自動車のエネルギー効率、コスト効率の向上ならびに軽量化に貢献することができます。現在、業界をリードするバッテリーメーカーと共同で、ハイブリッド/電気自動へ応用できる領域の拡大に取り組んでいます。」と述べています。
.......... "
・東燃化学(株)とエクソンモービル・ケミカル 第23回国際電気自動車シンポジウムにてバッテリーセパレーターフィルムを発表 -次世代ハイブリッド自動車/電気自動車用リチウムイオン電池性能向上へ貢献------東燃ゼネラル石油 、平成19年12月04日
詳しい情報は、The Energy Blogの記事にあるリンクをたどると見ることができます。さて、ハイブリッド車や電動カーで導入が期待される新たな蓄電池の登場が期待されますね。薄くて性能のいい蓄電池については、これまでも何度か他社の例で報道されたり、話題になっています。見たいのは実物。使いたいのは、薄くて性能が良く軽量な蓄電池、、、、いいなぁ、それ。(t_t)
人気blogランキング参加中。クリックお願いします!
上のバナーをクリックしていただくだけで当サイトの- 評価 -の向上になります。ご協力ありがとうございます。
しなやかな技術研究会のタイムライン2 --- グリーン・ポストのおすすめ”本”(amazon.co.jpインスタントストア)-----しなやかな技術研究会のGoogleマップ
-- [ しなやかな技術研究会のタイムライン1 ]--
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント