低床電池駆動路面電車「SWIMO」が完成 / プレスリリース 川崎重工
-----image & text : 川崎重工、2007年11月19日
" 川崎重工は、車載用ニッケル水素電池「ギガセル」を搭載した次世代型低床電池駆動LRV「SWIMO(スイモ)」を完成しました。
今回完成した「SWIMO」は、車載用に密閉・コンパクト化した自社開発の「ギガセル」電池を座席下へ搭載し、バリアフリーに対応した広い低床スペースを確保するとともに、ブレーキをかける際に発生する電力(回生電力)を蓄えることにより、大幅な省エネルギーを実現した、人にも地球にも優しい車両です。また、電池駆動により架線インフラが不要となるため都市景観を損なわないほか、路線の新設や延伸が容易になるなど、鉄道事業者のニーズに配慮した車両システムの構築を可能とします。 "
参考サイト
・路面電車ニュース80 : 川崎重工 ニッケル水素電池LRV SWIMOを開発(2007.11.26)
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昨日のエントリーでは、コンパクトシティとライトレールの記事を紹介しました。今日は、そのライトレールを川崎重工が作製したという内容です。これまでの路面電車とライトレールの違いは、より利用者に親しまれるデザインと機能をもっていることのようです。川崎重工の低床電池駆動路面電車「SWIMO」は、これらの点を押さえている上に、架線が不要な蓄電池搭載の電動駆動を採用することで導入のためのインフラのコスト負担を軽減し、おそらく騒音などもなくより導入し易く、使いやすいライトレールを目指したデザインになっているようです。
採用されているギガセルは、再生可能エネルギーの分野では、すでに利用されています。巨大なエネルギーバンクの開発が、こうしてさまざまな分野に応用できる企業の強みが感じられます。(t_t)
参考エントリー
・「ギガセル」によるピークカット機能を備えた太陽光発電システムを初受注 / プレスリリース 川崎重工----------ソフトエネルギー、2005/11/18
・二次電池(鉛蓄電池・ニッケル水素電池)と電気二重層キャパシタ併用運転による風力発電における電力安定化装置の実証試験開始について / プレスリリース 川崎重工-----ソフトエネルギー、2007/10/03
追加情報
・北米仕様で海外へGO 電池駆動路面電車「SWIMO」 川崎重工-----Sankei Biz,2010.4.7
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