関西初、家庭用燃料電池と太陽光発電を組み合わせた「W(ダブル)発電システム」を導入し一般公開します / プレスリリース 大阪ガス
-----image(pop up ; ”省エネルギー住宅外観写真”) & text : 大阪ガス、平成19年10月31日発表より
" 大阪ガス株式会社(社長:芝野博文)は、開発を進めている家庭用固体高分子形燃料電池(PEFC)によるコージェネレーションシステム(以下、燃料電池)と、太陽光発電システムを組み合わせた「W発電システム」を大阪府茨木市彩都あさぎに導入し、11月3日(土)より関西で初めて一般公開を開始します。
大阪ガスは、環境に優しい次世代のエネルギーシステムとして期待される燃料電池の開発を進めていますが、今回さらにCO2排出量の削減を図るため、自然エネルギーを活用する太陽光発電を組み合わせて「W発電システム」として、「環境共生都市」を目指す彩都に導入し、広く一般の方々に公開します。
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【今回公開する住宅設備システムの特長】
1. 「W発電システム」の導入により、省エネルギー性を向上
発電と同時に発生する熱を給湯等に有効利用できる燃料電池と、自然エネルギーを活用する太陽光発電の組み合わせにより、一般的なご家庭で従来システム※1と比べ、一次エネルギー消費量を約55%削減、CO2排出量を約70%削減※2することができ、家庭での環境負荷軽減に貢献できます。
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3. 大阪ガスグループがご提案する住宅関連設備を設置
(1) ホームセキュリティ「アイルス」
インターネット回線を利用したホームセキュリティでご家庭の安全を見守ります。
(2) 外部電動ブラインドと蓄熱壁による省エネルギー
通常、建物の内側にあるブラインドを、建物の外側に設置することで、夏は太陽光を遮断、冬は開放して太陽光を室内の蓄熱壁にあて蓄熱します。太陽光を発電だけでなく空調にも有効利用することで省エネルギーを図ります。
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※1 4人家族・戸建住宅での当社試算。電気を火力発電所から供給し、熱を都市ガス会社が供給するガスを熱源とする給湯暖房機などから供給する従来方式との比較。
※2 想定条件:太陽光発電4.0kW相当設置、年間太陽光発電量4,145kWh
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【PEFCコージェネレーションシステムの商品化目標仕様】
定格発電容量 1kW級
定格発電効率 35%以上(LHV:低位発熱量基準)
定格排熱回収効率 45%以上(LHV:低位発熱量基準)
排熱貯湯温度 60℃以上
系統連系 逆潮流なし
-----image(pop up ; ”PEFCコージェネレーションシステムの写真”) : 同発表より "
コメント
燃料電池コジェネレーションシステムにさらに、太陽光発電設備を装備した家。もうすぐそこにありそうな技術の粋を集めたモデルハウスです。公開されるということなので、関西方面の人はいい機会ですね。
さて、この家、当然、機密性がよく、高断熱でしょう。
”一次エネルギー消費量を約55%削減、CO2排出量を約70%削減”
こんな数字が書かれています。次世代の家へのスムーズな移行を進めることが必要になってきましたね。耐震、省エネ住宅を新築、建替え時に高い確率で導入を進める施策が自治体、国レベルで必要になってきています。(t_t)
参考
プレスリリース / 東京ガス、平成19年7月9日
・家庭用固体酸化物形燃料電池(SOFC)コージェネレーションシステムの実証研究に参画します
・2006年5月のエコ活動:緑溢れるエコの街“彩都”での阪急のエコ活動|阪急 阪神の総合情報サイト @HANKYU+HANSHIN 阪急阪神ホールディングスグループ
・実験集合住宅「NEXT21」における 10年間の居住実験成果をまとめました / プレスリリース 大阪ガス-----しなやかな技術研究会、2005/11/28
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