温暖化は防止できる? 「クルマのいらない街づくり」(前・後編)/クリッピング nikkei BPnet
" 温暖化防止シリーズ、今回は「クルマのいらない街づくり」がテーマです。 第89回・90回の「買い物のスタイル」でも、クルマを使わないですむ買い物のプランを提示しています。これもひとつの方法です。今回は、コンパクトシティという切り口で考えてみます。-----「クルマのいらない街づくり」(前編) - 環境 - nikkei BPnet,2007年11月15日-----「クルマのいらない街づくり」(後編) - 環境 - nikkei BPnet,2007年11月18日よりコンパクトシティとは、その名の通り、小さい範囲に街の機能が凝縮されている構造です。日本では、明治以降鉄道駅を中心に町が発展してきた歴史があり、駅の周辺に商店街が広がり、その外側に住宅街が続くという構造があちこちに見られました。.......... "
・国土交通省道路局 : LRT(次世代型路面電車システム)の導入支援
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町で暮らすために必要なインフラがコンパクトに凝縮した町づくり、それをコンパクトシティ・プランと呼ぶのだそうです。そして、そんな町には、路面電車をさらに利用者に身近な形にしたライトレールが暮らしの場を結ぶ、、、、かなり具体的な町づくりのイメージについての記事で、大変参考になりました。富山ライトレールは、わが国初のライトレール(Light Rail Transit:LRT)として本などにも紹介されています。2008年の4月の開業をめざしているそうです。もうまもなくですね。
・富山ライトレール / http://www.t-lr.co.jp/outline/index5.html
富山市には2回しかいったことがありませんが、快適そうな町でした。
-----Google Earthキャプチャー画像(pop up)、[富山駅 富山ライトレール、しな研マップ]
こうしたライトレール導入の動きは多くの自治体で検討されているようで、利用者により身近な存在となった路面電車新時代が訪れるのかもしれません。
ところで、70%を越える人口が集中する都市部、一方で約30%の人口が中山間地の全国土の70%近い面積に暮らしています。先進国では、都市部のソリューションが非常に重要なことは、明らかなのだが、都市は、エネルギー、食料ともに消費するだけの存在となってきました。おそらくその消費構造も、さまざまな工夫で、わずかながらも地産地消の工夫ができるだろうし必要です。しかしながら、なんといっても、都市部においてそれほどお金をかけないでできる温暖化効果ガス削減対策は、”省エネ”です。さらに東京などの大都市の非常に高い人口密度を考えれば、対人口対面積比において、世界でも例をみない”極省エネ”都市というプランが必要だと「イメージ」しています。
とはいえ、高齢化、購買能力の低下などを考えるとユニバーサルデザインの採用など、その極省エネ都市には、快適さや安全さが同時に求められるのは当然です。
具体的なイメージにおいては、インテリジェントビルにさらなる”極省エネ”という機能を要求し、集合住宅にもそうした機能を追加していく。緑化、太陽光発電やバイオマスなどの再生可能エネルギー、雨水利用などすでに日本がもっている環境技術を追加することで、技術的には可能だと思います。あわせて暮らす人の立場にたった工夫をどこまで、盛り込めるのかが、都市部においてますます問われる状況になっていくと思います。
問題は、私たちがいったいどんな町に今後暮らしたいのかというヴィジョンを具体的に共有できるかということです。温暖化効果ガス削減には、消極的な人でも、燃料費の高騰、高齢化社会、脱石油という流れには、首肯せざるおえない状況がすでに生まれています。時代の都市の在り方、大いに議論して、快適な老後を過ごしたいものです。(t_t)
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