世界初の環境に優しい『モータ・アシスト式ハイブリッド車両』の開発に成功! / プレスリリース JR北海道
-----image(pop up) & text : JR北海道 プレスリリース / ●世界初の環境に優しい『モータ・アシスト式ハイブリッド車両』の開発に成功! (2007.10.23) 【PDF/682KB】 より
" JR北海道は、世界で初めての『鉄道車両用モータ・アシスト式ハイブリッド駆動システム(以下、MAハイブリッド駆動システム)』を搭載した車両(ITT)を開発しました。この車両の駆動システムは動力性能の向上と省エネ・環境負荷低減のトレードオフを解決したコストパフォーマンスの高い次世代車両用ディーゼルハイブリッドシステムです。
なお、この駆動システムは(株)日立ニコトランスミッションと共同で開発しました。キーワード
モータ・アシスト式ハイブリッド、動力性能、省エネ・環境負荷低減、
コストパフォーマンス、次世代車両、高駆動効率、乗心地向上、騒音低減 "1.車両の特徴
低速域ではエンジンを使わず、モータによる走行が可能で、駅出発時の騒音を低減できます。アクティブシフト変速機により駆動効率が向上し、かつブレーキエネルギーをモータで回生(電力に変換、再利用)するため、動力性能を向上させることができます。
エンジンの動力と、バッテリ、コンバータ/インバータ、モータから得られる動力を協調させ、コスト
パフォーマンスが向上します。
変速時のショックをモータが連続的に吸収しながら変速するため、乗心地が向上します。
排気ガス中の二酸化炭素(CO2)、窒素酸化物(NOx)、粒子状物質(PM)を低減できる環境に優しい車両です。2.MAハイブリッド駆動システムの構成
(1)MAハイブリッド駆動システムは、モータを持ったアクティブシフト変速機、コンバータ/イバータ、バッテリ及び制御装置で構成されています。 (2)車輪への動力は、①エンジンからアクティブシフト変速機を介する方法、②モータから変速機を介する方法、および③、①と②を併用する方法があります。④ブレーキ時はモータを発電機としてバッテリに充電します。 (3)走行パターンは、①モータ走行、②エンジン走行、③モータとエンジンを併用したモータアシスト走行、④回生です。
-----image(pop up ;”MAハイブリッド駆動システム”) : 同リリースより "
コメント
JR北海道が世界初のモーター補助式ハイブリッド車両「ITT」を開発。ディーゼル車両を改良、電気モーター併用によるハイブリッド走行などで、15-20%程度の燃費の向上が期待されるそうです。ブレーキ操作時に、回生により電気的にエネルギーを回収する仕組みは、合理的に思えます。ブレーキ操作時には、始動に必要な大きなエネルギーと同等なエネルギーを必要とするはずです。それを回収することができれば、効率は上昇します。回生ブレーキっていろいろなところに応用ができそうなシステムです。(t_t)
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