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2007/08/22

環境技術で中国に協力、排出権を取得・政府方針 / クリッピング NIKKEI NET

" 日本政府は大気汚染などが深刻な中国政府に対して新たな環境協力を提案する。来年度から日本側が中国内の民間工場などに技術や資金を提供し、大気汚染物質と温暖化ガスの排出削減に協力。見返りとして中国側から二酸化炭素(CO2)の排出権をもらう。 "
----NIKKEI NET,2007/8/21

コメント
 こうした環境技術とバーターで排出権を得る手法が日本の政府が考えているなかで大きなウェイトを占めているようだ。確かにすすめるべきだ。中国の大気汚染は、日本の大気汚染につながるから、結構優先度の高い提供技術にも思えます。
 しかし、こんなことを提案する国が信用できる国だろうか?

中国、太平洋の東西分割提案か 米軍は拒否-----Sankei Web,2007/08/20

 この報道の詳細は明らかにされない可能性が高いので、誤解の可能性もあるが、北京オリンピック後の中国が現在と同じ中国でない可能性もある。排出権ビジネスであるのなら、エネルギー、食料、安全保障全体での俯瞰が必要だ。技術だけで、今後の世界政治の難局と国民生活を守ることはできないと思う。環境政策=自給政策と言いいることができる状況がある。国内での体制作りをいそいでほしい。キーワードは、エナジー・オートノマス(Energy Autonomy)(t_t)

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