今年はラニーニャが出現。猛暑で渇水、、、!?
6月11日発表のによると、
「エルニーニョ監視海域の海面水温は、夏から秋にかけて基準値より低い値で推移すると予測される。現在、ラニーニャ現象が発生しているとみられ、秋まで続く可能性が高い」
とのことです。
プレスリリース / 気象庁、平成19年6月11日
・エルニーニョ監視速報No.177(2007年5月
" 太平洋赤道域の海面水温は、東部で顕著な負偏差、西部で顕著な正偏差だった。海洋表層(海面から深度数百mまでの領域)の水温では、中部から東部にかけて顕著な負偏差が見られた。中部の大気下層では東風偏差が持続した。これらの状態は、ラニーニャ現象時の特徴を示している。/ エルニーニョ監視速報(No.177)気象庁 地球環境・海洋部 平成19年6月11日
エルニーニョ監視海域の海面水温は、夏から秋にかけて基準値より低い値で推移すると予測される。現在、ラニーニャ現象が発生しているとみられ、秋まで続く可能性が高い。 "
関連記事
・梅雨短く、夏は猛暑・渇水…気象庁がラニーニャ観測-----YOMIURI ONLINE,2007年6月11日
" ラニーニャ現象が発生すると、太平洋の西側では逆に水温が高くなって水蒸気の発生が活発になるため、日本付近では夏場に太平洋高気圧の勢力が一層強まる。それに伴い、晴天が続いて雨が少なく、猛暑になることが多い。特に今年は3~5月の降水量が少なかったため、夏場は渇水の恐れがあるという。 "
気象庁のメカニズムの説明は、
・気象庁 : エルニーニョ/ラニーニャ現象とは
上のサイトから、日本と世界への影響のあらましも解説されています。
これから夏にかけて、
「気温は、東・西日本に「平年並~高い」傾向があります。降水量は、東・西日本太平洋側と南西諸島に「平年並~多い」傾向があります。日照時間は、全国的にはっきりとした傾向は見られません」
夏は、暑くて水不足の可能性というのが大いに気になります。
エルニーニョが男の子で、ラニーニャが女の子、両方ともスペイン語で神の子を意味するそうです。日本への影響はマイルドなものになってほしいですが、、、。(t_t)
参考
・ World Meteorological Organization : La Nina a possibility
-World Meteorological Organization : NEWS
・NOAA : The Official La Nina Home Page
-LA NINA MAY SOON ARRIVE,Feb. 28, 2007
・Wikipedia :El Nino-Southern Oscillation
・JAXA : SPACE INFORMATION CENTER ラニーニャ
-熱帯降雨観測衛星「TRMM」が、海水温の変化をキャッチ
-AMSR-Eが捉えたラニーニャ、2006年3月17日
人気blogランキング参加中。クリックお願いします!
上のバナーをクリックしていただくだけで当サイトの- 評価 -の向上になります。ご協力ありがとうございます。
しなやかな技術研究会のタイムライン --- グリーン・ポストのおすすめ”本”(amazon.co.jpインスタントストア)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント