Googleなどが、PCのエネルギー効率の向上を目指すClimate Savers Computing Initiativeを開始
CNETによると、
" GoogleやIntelを含むPCやそのコンポーネントを製造する企業らは米国時間6月12日、PCのエネルギー効率の向上を目指すClimate Savers Computing Initiativeを立ち上げたそうです。同イニシアチブの最大の目的は、PCメーカーや消費者により効率的な電源や電圧レギュレータの採用を促すことである。 "
電源の効率って確かに表示されていないな。ザクッとACがDCに変換されるときに、50%も熱として捨てられていたら、、、こうした電源の効率化が進むと省エネはもちろん、熱対策にも有効だろう。
クリッピング /
CNET Japan,2007/06/13
・グーグルやインテル、Climate Savers Computing Initiative発足--PCエネルギーの効率化へ
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記事によれば、だいたい現状の電源より3倍効率がいい電源がすでに存在しているという。コストの問題だけなのかもしれないが、もしそうなら、優秀な電源を装備したパソコンについての商品情報を表示するだけで、今後は大きなアピールになるだろう。
・Climate Savers Computing Initiative
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" Join us in slowing global warming-
one energu-efficient computer at atime. Believe it or not, the average desktop PC wastes nearly half the power delivered to it. Half! This wasted electricity unnecessarily increases the cost of powering a computer, and it also increases the emission of greenhouse gases.Improving the energy efficiency of computers is a cost-effective way to reduce electricity consumption and the emission of greenhouse gases that contribute to climate change.
The Climate Savers Computing Initiative brings together industry, consumers and conservation organizations to significantly increase the energy efficiency of computers and servers. "
現在のところ、主旨と情報の告知ということで、効率のいい電源についての情報はないので、PC、つまりおおやけに言うところの「電子計算機の省エネ」について調べてみると、日本で進められているPCの省エネは、あくまでもPC全体の省エネ基準であるようです。電源について特に情報、また省エネ基準作りが国内でも探すことができなかった。
・省エネルギーセンター : 総合エネルギー調査会省エネルギー基準部会 電子計算機及び磁気ディスク装置 判断基準小委員会最終とりまとめ
省エネトップランナー家電の項目を見てみても、私たちがPCを購入するときに検討するのがせいぜいW数くらいなので、その選択の現場の判断でも理解できるような、たとえば、CPU、記憶媒体、電源、その他といった個別の消費電力とパソコンのスペックが対比できるような基準があれば便利だと思いました。
今回のGoogleなどの動きも、2010年に50%削減するという具体的な目標をかかげ、よりトータルなPCの省エネ提案を行うということで歓迎です。省エネ性能の高いPCがあっても、電源の省エネ性能が悪いという入り口の問題を克服しようとする動き、いいですね。わかりやすいです。
ますます個人、事業者にとって不可欠となりつつあるPCに支えられた生活を業界自らも改善しようという動きなので、一ユーザーとしても注目してみたいと思います。(t_t)
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