30年までに温室ガス3割減 「NYをGreen Applに」 / イザ!
" ニューヨークのマイケル・ブルームバーグ市長(65)は15日の「世界大都市気候変動サミット」で演説し、市内の温室効果ガス排出を2030年までに30%削減したいと表明。「ビッグアップル」の愛称で知られるニューヨーク市を「グリーンアップル」に変えると宣言した。 "-----イザ!、05/17
関連サイト
・C40 CITIES / Large Cities Climate Summit(The second C40) / PRESS RELEASES
関連記事
・世界大都市気候変動サミット、成功裏に閉幕-----Eda Blog:温「断」化ニュース、2007年05月18日
関連エントリー
・石原都知事、気候変動サミットで米国を痛烈に批判 - 米国-----GreenPost -Heuristic Life -,2007/5/18
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温室効果ガス削減の責任は、先進国と発展途上国の間、同じくにでも都市と地方の間で軽重、取り組みの重要さに差がある。そのあたりを世界の大都市の首長が集まって、共通認識とそれぞれのカテゴリーにおける成功事例を共有することができたことは意味あることだろう。カテゴリーは、"CATEGORIES
Energy
Transportation
Waste
Lighting
Buildings
Water "
事前にこれだけの内容が発表されている。東京都もなんらかの紹介事例を発表したと報じられているが、ネットでその内容を探し当てることができなかった。東京都は、2006年4月に東京都再生可能エネルギー戦略を策定し、本格的な再生可能エネルギーの導入を模索しているようだ。
・東京都再生可能エネルギー戦略の策定について / プレスリリース 東京都-----ソフトエネルギー、2006/04/10
また、10年後の東京の姿を発表している。
・知事本局 : 10年後の東京~東京が変わる~ : 「10年後の東京」の概要 P.2より
" 3 世界でも最も環境負荷の少ない都市を実現する
.........10年後の東京の姿、独自の東京発エネルギー戦略を都市政策として進めていくことで、世界でも最も環境負荷の少ない先進的な環境都市となっている。.........2020年までに2000年比25%のCO2排出削減を目標に、最先端の環境技術を駆使しながら、........."
ということで、ここには具体的な年度付きの数値目標も記載されている。気になるのは、この意欲的な数値を世界に向けてアピールしないことだ。「これはあくまでも数値目標、アピールは成果があがってから」が石原流なのかもしれないが、今回の2030年30%と発表したニューヨークも”確実な進展”を現段階で描けるわけではないだろうが、具体的な数値を内外に発表することで、情報の質、共有への意欲、成功事例の共有が可能になると思う。そのあたりをあいまいにしていることで、東京都は、先進性を失っているとさえ思えることがある。
話は変わって、NYのNGOの動きではあるが、Solar Oneの活動に注目しています。ニューヨークのエコ建築の情報発信基地としてなかなか興味深い活動をしています。
・Solar2は、グリーンのベールにおおわれていた-----しなやかな技術研究会、2006/10/04
最近では、Solar Oneでは、音楽、ダンス、フィルムなどのイベントなどが企画されている。さらに、ニューヨークでは、かつてのロスのグリーンシティプランみたいな勢いで、エコ、グリーンなスペースの情報が充実してきています。
関連エントリー
・YouTube : Solar Two: NYC's Carbon-Neutral Building-----ゆうしん、2007/05/22
参考サイト
・Build It Green! NYC
ここは、建材のリサイクルなどの情報をアップしている。リンクが充実。
・Community Environmental Center
リサイクル、省エネなどの建物に関する情報をストック、資料を配布している。
(t_t)
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