水を大切に、そして朝の一杯の水で世界を思う
毎朝健康のために、起きるとすぐに一杯の水を”味わっていただく”。健康法と言えば、それらしいが、生命の儀式。これから朝が始まるよとう儀式なのだ。水は、すべての生命の源だ。3月22日は、world water dayだった。この日を契機に、水を考えてみました。
・UN Water : 2007 world water day・International Dedade for action : Water For Life,2005 - 2015
世界では、慢性的な水不足、気候変動が原因ともみられる近年の深刻な水不足、そして、将来深刻な水不足が引き起こされるといわれている地域があります。それらの中には、アフリカ、アジアの貧しい地域が含まれ、農業と遊牧などを行う環境の致死的な影響が懸念されています。
関連記事 ・people and planet .net : Frshwater: lifeblood of the planet(26 Feb 2007)
上の記事などを読むと、日本は気候変動により干ばつや水不足よりも、多雨側にいこうするのではという指摘すらある地域なのだが、現実に四国や関東では今年水不足が懸念され、このことは”今後も続く傾向として警告されても”いる。
現在の渇水状況は、下記サイトからいろいろと得ることができます。
上の国土交通省のサイトで、全国の現在のダムの貯水量などが確認できます。これは、短期的な水の問題と考えられますが、これが長期的な問題に発展しないとも限らないのが、最近の気候変動の予測のむずかしさにあります。日本全体では、水資源の枯渇が心配ないとしても、これらの地域では慢性的に不足するということがあると思います。
さて、水資源の確保において、さらに深刻なのは、飲み水と作物の両方で水が必要だということです。近代農業においては、水と石油によって食料を生産しているのです。
日本は、ぜいたくな国で、カロリーベースで60%もの食料を輸入しています。世界の状況は、日本人の足元、胃と直結した問題でもあります。世界では、水資源の確保のために、さまざまなプログラムが行われています。ネイチャー誌のサイトがいい特集を組んでいました。
・The Nature Conservancy : World Water Day 2007 / Sustainable Waters Program
今後の私たちの暮らし方にとっも水に関する情報は、命の情報となります。
節水
さらには、
家を建てるときに雨水や、フロの流し水などの中水の再利用、さらにはそれらを利用した緑化と可能ならば食料の生産もかねたシステムを考えていこうと思っています。(t_t)
参考情報
・IUCN : Water & Nature Initiative / Watersheds of the World_CD
・Leaders Discuss Progress, Problems on World Water Day-----WorldWatch Institute,March 23, 2007
関連エントリー
・水源がまず枯渇--地球温暖化で専門家が警告 / クリッピング CNET Japan-----しなやかな技術研究会、2007/02/27
・2050年、アジア諸国を水不足が襲う。...そして、すでに水不足は各地で発生している-----Project 50/2050,2007.01.31
・アジアの10億人以上が水不足に 2050年、地球温暖化で / クリッピング イザ!-----しなやかな技術研究会、2006/12/21
・Water shortage 'a global problem' (先進国でも水不足) / クリッピング BBC NEWS-----しなやかな技術研究会、2006/08/18
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