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2006/11/17

環境安全委員会を開催 -地球温暖化対策めぐる内外情勢と今後の課題/経産省・伊藤審議官と懇談 / プレスリリース 日本経団連タイムス

" 日本経団連は6日、東京・大手町の経団連会館で、環境安全委員会(鮫島章男共同委員長、新美春之共同委員長)を開催した。経済産業省の伊藤元・大臣官房審議官から、「地球温暖化対策をめぐる内外情勢と今後の課題」と題して、京都議定書におけるわが国の目標達成に向けた今後の課題ならびに将来の国際枠組みのあり方について講演を聴取し、その後、出席者と意見交換を行った。 伊藤審議官の講演の概要は次のとおり。

1.京都議定書の目標達成に向けたわが国の状況と課題
先般公表された2005年度のわが国の温室効果ガス排出量は、基準となる1990年度との対比で8.1%増加しており、第1約束期間において6%削減するという約束達成への道のりは険しい状況にある。特に、全体の84%を占めるエネルギー起源CO2排出量の動向を部門ごとにみると、産業部門は自主行動計画の効果から3.2%減少しており、運輸部門では18.1%増加しているものの、低燃費車の市場投入効果が顕在化し前年対比では減少となっている。
 しかし、依然として家庭部門が37.4%増加し、事務所ビルや商業施設等の業務部門では42.2%と大幅な増加が続いている。現在、.......... "

-----日本経団連タイムス、No.2837 (2006年11月16日)

コメント

 これからでてくる、より実効ある、厳しい対応策に注目していきたいと思います。政府、産業、市民活動これらのどの局面を無視しても進まない。また、進めなければ人類の存在の意義にかかわる問題です。他人の痛みを、そして自分の痛みの存在を認めることの大切さが、問われていると思います。

 並行して、どんな食料、エネルギー、そして市民生活をこの国で作るのかについて、真剣な取り組みが必要だと思います。

 最近、個人的なこと仕事、すべてのことを全細胞をかけてエコビレッジ作りにかけるという人に会いました。全細胞をかける、その決意にこちらも身がしまる気がしました。ただ、美しい日本という上滑りした言葉ではなく、本当に腹をくくった動きに注目しつつ、自身の腹も決めて生きたいと考えました。(t_t)
 

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コメント

NAKANOさん
 コメントありがとうございます。

 この国の行政の対応だけでなく、政治家のリップサービスも含めて考えられないほど、KYOTOが”不在”としか思えない状況があります。

 あの、アメリカさえ多様な意見があり、最近では気候変動は、大きな関心を集めつつあります。

 国内で、小さなレベル(家族、地域)から生活者情報発信の仕組みができないか考えています。
 方向性がはっきりしたら、ご意見などお聞かせいただきたいので、連絡させていただきます。

 つねとうとうじ(t_t)
 

投稿: t_t | 2006/11/21 15:47

世の中には情けない現実がありますね。6%削減は森林吸収や京都メカニズムでまかなう訳で、実際には削減しなくてもOKという目標ですよね。その辺りのことが普通の人には理解されていないですよね。まず、ちゃんとした情報発信が必要だと感じます。

投稿: NAKANO | 2006/11/17 21:20

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