Smart Buildings Make Smooth Moves / クリッピング Wired News (柔軟で強靭なビルの夢)
" ”If we could develop shelter ... that truly responds to the environment like a natural organism, that would be the most successful form of adaptive construction," says John Folan, an architect and assistant professor at the University of Arizona. "This is the wave of the future.” "----Wired News,Aug, 31, 2006
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tensegrityなんて単語でアンテナを張っていたら、Wired Newsの記事にヒット。日本版がお休みなので、ちょっとひさしぶり。
テンシグリティと日本語で検索するとほとんどサイエンス・トイ(科学おもちゃ)しかヒットしない。英語なら、このサイトとその説明のイメージが一般的かも、、、
有名な話としては、ジオデシック・ドームの発明者であるバックミンスター・フラーは、最小限の材料で最大の容積と強度を実現することができる構造物として、テンセグリティーというアイディアに言及していたという。
テンセグレティという概念で説明できる構造物を造り、都市や宇宙コロニーを建設できるといったそうだ。さらに、あるとき、「ドームは最大どんな大きさの構造物を作ることができるか」と聞かれ、「無限だよ」と答えた(ほんとかなぁ。この話、正直だれに聞いたかも、どこで読んだかも忘れました)、なんて聞いていてこの単語には気を使っていたんだな。
・Tensegrity(Wikipedia)
まあ、ポール(リジット)と張力体(ワイヤー)で構造を作り、応力の集中をさけ外圧に対処できるタイヤ(ゴムの膜面と空気圧)をイメージするとわかりやすい、柔軟で強靭な構造物ということのようだ。
記事では、ビルを紹介しているが、別にビルでなく、倉庫や集合住宅、個人宅までいろいろと応用できる技術だと思ってます。
宇宙にも気候変動によるさまざまな変化に対応できるシェルターとして注目していきたい技術です。
記事中からリンクされている情報としては、以下のサイトが要チェックです。
・ Kinetic Design Group(MIT)
ところで、Wired News日本語版の復活に期待してます。
(柔軟で強靭なビルの夢)というサブタイトルは、しな研でつけてみました。(t_t)
参考サイト
・Kenneth Snelson
・Tensegrity Structures - SNEC Workshop on 24-25 July 2004 in Oswego, New York
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