ただいまの環境危機時計の時刻は、9時17分。昨年より、12分不安"分"が進んだ
旭硝子財団が毎年実施している「地球環境問題と人類の存続に関するアンケート」の第15回、今年度分が発表された。
・平成18年9月12日 第15回環境アンケート調査結果記者発表会
" ..........
1.環境危機時計
2.「アジェンダ21」の進捗状況
3.取り組むべき地球環境問題 -グローバルな環境問題-
(1)地球環境問題
(2)貧困問題
(3)エネルギー問題
4.取り組むべき地球環境問題 -ローカルな環境問題-
(1)廃棄物問題
(2)都市・交通問題
● 調査の概要
● 森島昭夫先生のコメント .........."
関連記事
・人類滅亡カウントダウン 環境時計「9時17分」-----イザ!、09/13
コメント
環境危機時計の分が、昨年より
石油の値段が北半球の昨年から12分進んだという。より不安感が増しているということだ。同時に発表された、環境問題全体のアンケートの結果をみると、世界、日本とも「取り組むべき地球環境問題」の筆頭にあげられたのが”異常気象の多発・天候の激化”だったが、対策の進展については、
地球温暖化防止対策が進展した、と答えたのが30%以下であり、さらには、ライフスタイルの変更については、進展した、と答えた人が15%以下だったということだ。
話は、石油価格にとぶが、
ここ数ヶ月の関心は、石油の価格にあった。石油の価格が秋になっておちつくのか、と関心をもってみていた。
毎年北半球の秋から冬にかけては、価格は、落ち着く傾向になるという。実際、一時の高値から一段落、アメリカの記事を心に安堵感が広がっているように思える。
しかし、別に石油高の圧力は少しも減るどころか、将来に向けては安定供給が可能だろうかといった暗い予想も見え隠れする。
石油は、枯渇性燃料、戦略的な物質であるという側面を人々が理解し、空気感としても感じ取っているように思う。
さらに、地球温暖化という重い課題、気候変動と思われる異常気象や、温暖化(地域的には寒冷化)や地震や噴火といった地球規模の災害も不安感を高める。
われわれは、ライフスタイルの変更を迫られている。自分たちで改革し、ソフトランディングの道を見つけることができなければ、”状況”が強制的に迫ってくるかもしれない。それが、今後数十年という短い時間でおきる可能性を感じます。
おおかみが、くる
(t_t)
| 固定リンク
« 「地球観測連携拠点(温暖化分野)」の整備及び「地球温暖化観測推進事務局/環境省・気象庁」の開所記念セミナーの開催について / プレスリリース 国立環境研究所 | トップページ | プラグイン・ハイブリッド プリウス デビュー!? »
コメント