軽量・ローコストなユニット型壁面緑化システム「パラビエンタ」を販売 / プレスリリース 清水建設
----- image("清水建設 技研中央棟壁面" ): 施工事例より
" ―パネルユニットを自在に組み合わせて、建物壁面を自由にデザイン可能―
清水建設(株)<社長 野村哲也>は、みのる産業(株)<社長 生本純一>と共同でこのほど、軽量・ローコストな壁面緑化システム「パラビエンタ」を開発・実用化しました。本システムは、パネルタイプの緑化ユニットを自在に組み合わせて、建物などの壁面を緑化する工法です。緑化ユニットの組み合わせパターンや好みの植栽植物を選ぶことで、壁面を自由にデザインすることが可能です。両社は本システムを8月から、事務所ビル、学校及び商業施設向けなどに販売していく計画です。
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今回開発したユニット型壁面緑化システム「パラビエンタ」は、緑化ユニットの植栽基盤に、熱融着培土を採用したのが最大の特徴です。この熱融着培土は、ポリエステル繊維を混ぜた培土を、蒸気で加熱し、厚さ5cmのスポンジ状に成形したもの。保水性・排水性に優れ、軽量な薄層構造でも多様な植物の生育が可能です。
本システムは、軽量な熱融着培土の採用によって、ローコスト化に成功。ユニット型の壁面緑化工法としては、業界最高水準の軽量化・ローコスト化を実現しました。
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。本システムの標準設計価格は、設置工事費や潅水装置を含め8万円/m2。従来のユニット型システムに比べて、最大6割のローコスト化に成功しました。
壁面を自由にデザイン
本システムは、緑化ユニットの組み合わせパターンや好みの植栽植物を選んで、壁面デザインを自由に創出.......... "-----清水建設、2006.07.21より
コメント
庭がある、裏山が利用できる、里山に面して暮らしている。
そんなところで暮らしたい。しかし、多くの人がビルで暮らし、エアコン禍、ヒートアイランドに直面して暮らす。雨水を利用して路面を散水。かなり効果があるらしい。いろいろな取り組みがあるようだ。
そして、屋上、壁面緑化。この話題数年前から口にする人がたまにいたが、だんだん具体的になってきたようだ。今回の清水建設のプランは、はじめからローコストをうたい、標準施工単価もオープンにされている。そこらあたりにも本気度を感じてしまう。
一般家庭では、直接関係ないと思っている方もおられるでしょうけど、こうしたプランをセルフビルドのプランにどんどん取り入れようと考えている個人も多いのです。屋根の上、壁面。これらを太陽エネルギーの利用、応用”面”と考えれば、新たな工夫が生まれてきそうです。
信楽焼きで壁面緑化なんて記事もありました。(t_t)
・風呂にポットにスピーカー…信楽焼が超進化 -----イザ!、07/01
" 環境建材として注目されるのは、同町のタイルメーカー「近江窯業」が信楽の土を使って開発した壁面緑化タイルだ。乾燥や日光に強い「コケ」を多孔性セラミックに生やして作ったもので、壁面の緑化効果に加え、断熱や防音に優れ、都市部のヒートアイランドの緩和にも期待されている。"
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