第14回地球温暖化対策推進本部の開催結果について / プレスリリース 環境省
" 本日、内閣に置かれた地球温暖化対策推進本部(本部長:内閣総理大臣、本部員:全閣僚)が以下のとおり開催され、京都メカニズムの活用に係る京都議定書目標達成計画の一部変更案及び同計画の進捗状況の点検結果が了承されました。
記
(1)日時: 平成18年7月7日(金)閣議後
(2)場所: 首相官邸大会議室
(3)概要:
議題[1] 京都議定書目標達成計画の一部変更案(京都メカニズム関係)について
政府の排出削減クレジット取得の基本方針等を定める京都議定書目標達成計画の一部変更案(資料1)が了承された。本変更については、7月11日(火)の閣議にて決定される予定。
【変更の概要】
以下の事項を政府の認証排出削減量等(クレジット)取得方針として定めるもの。
(1)認証排出削減量等(クレジット)取得の際に踏まえる観点
[1] リスクの低減を図りつつ、費用対効果を考慮して取得 [2] 地球規模での温暖化防止、途上国の持続可能な開発への支援
(2)認証排出削減量等(クレジット)取得における基本方針
[1] 温室効果ガス排出削減事業からの認証排出削減量等(クレジット)の取得に最大限努力 [2] 認証排出削減量等(クレジット)取得におけるリスクの厳正な評価・管理 [3] 認証排出削減量等(クレジット)取得に際し環境及び地域住民に対する配慮を徹底 [4] 政府は、認証排出削減量等(クレジット)の取得に当たりNEDOを活用
議題[2] 京都議定書目標達成計画の進捗状況(案)について
京都議定書目標達成計画の進捗状況の点検結果が了承された。
【点検結果の概要】
この1年間、京都議定書目標達成計画に示された対策・施策の全般にわたり、一定の進展・具体化がみられ、我が国の地球温暖化対策は前進していると言える。
一方で、対策評価指標等の数値から見て今後過去を上回る進捗の必要がある対策も見られ、2007年度の計画の定量的な評価・見直しを待たず、計画の確実な達成に向けて施策の一層の強化など対策の加速化が必要である。また、計画の定量的な評価・見直しに備えて、面・ネットワークの対策を含め、対策・施策の追加や一層の強化についても、検討を進める必要がある。
(4)資料:
第14回 地球温暖化対策推進本部関係説明資料
資料1 京都議定書目標達成計画の一部変更案(京都メカニズム関係)について
資料2 京都議定書目標達成計画の進捗状況(案)
資料3 地球温暖化問題への国内対策に関する関係審議会合同会議(第15回)の概要
添付資料
【議事次第】 第14回地球温暖化対策推進本部[PDF 9KB]
第14回 地球温暖化対策推進本部関係説明資料[PDF 163KB]
資料1 京都議定書目標達成計画の一部変更案(京都メカニズム関係)について[PDF 361KB]
資料2 京都議定書目標達成計画の進捗状況(案)[PDF 1MB]
資料3 地球温暖化問題への国内対策に関する関係審議会合同会議(第15回)の概要[PDF 89KB] "-----環境省、平成18年7月7日
コメント
資料として公表された、「資料2 京都議定書目標達成計画の進捗状況(案)[PDF 1MB] 」は、247ページにおよぶ、これまでの日本の京都議定書へむけての取り組みのいわば”通信簿”といってもいい文章です。日本の各業界の目標などをみると、議定書の達成がいかに国内対策だけでは厳しいかがわかります。
となると、排出権の購入などの京都メカニズムの活用が今後の鍵となってくるということでしょうか。通信簿となれば、気になるんは、”こんごの目当て”です。(t_t)
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