東京電力の業務用電気自動車の開発について / プレスリリース
" 開発した試作車の特徴
1.定員
・2名
2.走行距離
・航続距離: 80km
3.充電
・通常: 夜間に毎日充電を行う
車載充電器で単相100Vの電源を利用可能
0%から100%容量までの充電時間は約8時間
・急速: 昼間に短時間で補充電を行う
据置式で三相200Vの電源を利用
0%から80%容量までの充電時間は約15分
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東京電力の業務車両の保有台数は約8、300台。
EVへ転換し易い軽自動車と1,500cc以下の小型車の数は約5,000台。「一日の移動距離」が短い東京、神奈川、千葉、埼玉を中心に、約3、000台をEVに置き換えることを目標。
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電池(種類/総電圧) Mn Li-ion/ 346V
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試作車のバッテリーパッケージ
1.製造メーカー NECラミリオンエナジー社
2.搭載性 ラミネート型の特徴を生かした床下配置 "-----東京電力、富士重工業、2006年6月21日(発表はPDF書類)
関連記事、情報
・Subaru to Start Prototype Production of R1e-----The Energy Blog,June 23, 2006
・東京電力用業務用電気自動車の共同開発の開始について~「スバルR1e」をベースに業務用EVを開発~-----東京電力、富士重工業、平成17年9月2日
コメント
H18年度中に10台程度で実証試験を行い、最終的には、H19年に3000台の軽自動車の電気自動車バージョンを導入する予定だという。
技術として面白いのは、ラミネート型のMn Li-ion電池。海外からも注目されていて、関連記事のブログでこのニュースを知りました。海外では、スバルのリリースがソースのようです。ただ使ってある写真は、軽のr1のガソリン車のようです。東電は、別のデザインで、リリースで発表されています。東電が自前の電気でクルマを走らせるという選択は当然のこととして、スペックをみれば、一般家庭でもすぐに使えますね。
スバルのこれまでの姿勢、このクルマの海外での呼び名は、r1e。検索してみたら、国内でも関連記事がいくつかヒット。
となると、まず町乗り電気自動車の投入を熱望する人がたくさんいる欧米で、作って、その先、需要があれば、一般販売も期待できるかもしれませんね。(t_t)
参考記事
・Subaru Joins Electric Car Race with R1e-----Treehugger,August 21
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