燃料電池車普及に20年? / クリッピング JINビジネスニュース
" ガソリンエンジンと電気モーターを併用するハイブリッド車が2、3年の間に急速に普及しそうだ。「究極のエコカー」といわれる燃料電池車の開発が当初の見込みより大幅に遅れているからだ。 "-----JINビジネスニュース、2006/4/12
参考記事、サイト
・トヨタと松下グループ、ハイブリッド車用電池製造会社に増資-----nikkeibp.jp,2005年10月06日(ニッケル水素蓄電池情報)
・トヨタ、次期「プリウス」にリチウムイオン電池 -----中部新聞社、2005/12/17
・三洋、ハイブリッド車用リチウムイオン電池を試験量産へ -----NIKKEI NET:クルマ、2005/12/30
コメント
この記事をクリッピングさせていただいたのは、現在のハイブリッドユニットの価格が掲載されていたからです。以前専門誌で読んだのですが、数字を失念してしまってました。
”現在38万円といわれるハイブリッドシステム(ハイブリッドユニット、モーター、電池)のコストを08年までに8万円まで下げる計画”
08年って、あと2年ですね。リチウムイオン電池のコスト削減が鍵とのことです。となると、あと2年で安価なリチウム蓄電池が手に入るという可能性がありますね。
プリウスの動力用搭載蓄電池は、現状はニッケル水素蓄電池で、形式プリウス[DAA-NHW20]の場合、
6.5AH/3HR 7.2Vのユニットを、28直列。システム電圧は、201.6Vdcとなってます。発電機は、12v100aのものを搭載でDC-DCコンバーターで充電電圧まで昇圧。モーターは、最大50KW。
一般的な蓄電池容量に換算すると12V系のEB160(160AH/5HR)ぐらいのエネルギー密度になりそうです。案外小さいのですね。
というのも、家庭のコンセントで充電できるプラグインハイブリッド車では、家の近所では電気モーターですませるという考え方で、航続距離を100Km以内のように限って、大目の蓄電池を搭載するようですから、安価なリチウム電池ができるのなら、当然、安価なプラグイン・ユニットもでてくる可能性があり、期待できそうです。
太陽電池を使ったソーラーハウスで、電気と移動用のエネルギーの大半、または完全自給をしつつも、系統と連系している家というコンセプトで、蓄電は、「プラグイン・ハイブリッド・カーの蓄電池」も利用するという考えかたで、家をデザインしてみたいです。(t_t)
関連エントリー
・Hymotion Hybrid (プラグイン・ハイブリッド キットがカナダのHymotion社からリリース) / クリッピング Hybrid Car Blog-----しなやかな技術研究会、2006/03/27
・プラグイン・ハイブリッド(カー)について-----しなやかな技術研究会、2005/11/11
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追加情報
・トヨタ、08年に新ハイブリッド市販化-----中日新聞、2006/4/15
" 新システムは、従来のニッケル水素電池ではなく、携帯電話やノートパソコンなどで実用化されているリチウムイオン電池を搭載している。 "
投稿: 追加情報 '08にリチウム搭載プリウス | 2006/04/17 12:02