マツダ、水素ロータリーエンジン車の限定リース販売を開始 / プレスリリース
----- image(” マツダRX-8ハイドロジェンRE”) & text : マツダ、2006年02月15日発表より
" −国土交通大臣認定を取得し、エネルギー関連企業とのリース販売契約に合意−
マツダ株式会社は、2月10日、水素でもガソリンでも走行できるデュアル フューエルシステム※を採用した水素ロータリーエンジン車「マツダRX-8ハイドロジェンRE」の国土交通大臣認定を取得した。これにより、マツダはリース車両の限定販売を開始し、本日、エネルギー関連の民間企業2社とのリース販売契約に合意した。なお、リース車両の納車は3月下旬を予定している。水素ロータリーエンジン車のリース販売は世界で初めてのこととなる。
※運転席でのスイッチの切り替えにより、水素での走行/ガソリンでの走行を選択できるシステム。
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「マツダRX-8ハイドロジェンRE」は、デュアルフューエルシステムの採用によって、水素とガソリンのどちらでも走行できるため、水素ステーションなどのインフラが未整備の地域でも水素燃料切れの不安なく走行できる高い利便性を発揮する。水素走行時のCO2(二酸化炭素)排出量はゼロ、NOx(窒素酸化物)もほとんど発生しない優れた環境性能を持ちながらも、内燃機関特有の自然なドライビングフィールを両立している。 また、既存のエンジン部品や生産設備などを活用できるため、低コストでの実用化が可能であり、高い信頼性も備えた環境に優しいクルマである。標準リース価格は、現在国内でリースされている燃料電池車のほぼ半額となる消費税込42万円/月(消費税抜40万円/月)とした。 "
コメント
月42万円は、完全に企業向けだが、すでに”マツダRX-8水素ロータリーエンジン車が第11回全国都道府県対抗男子駅伝で走行”(マツダ、2006年01月19日発表)したそうだから、利用されるシーンは広がっていくに違いない。マツダのロータリーエンジンが次代にも活躍しそうだ。RX-7は、かつてのあこがれの車だったから、ちょっと嬉しいです。(s_w)
過去の関連エントリー
・「マツダ先駆(せんく)」、「新型MPV」を第39回 東京モーターショーに出品 / プレスリリース マツダ-----しなやかな技術研究会、October 07, 2005
・RX-8水素ロータリーエンジン車の公道走行を開始 / プレスリリース マツダ-----しなやかな技術研究会、November 05, 2004
追加情報 世界で初めて水素ロータリーエンジン車納車
・プレスリリース /
マツダ、世界で初めて水素ロータリーエンジン車 「RX-8ハイドロジェンRE」 をエネルギー関連企業に納車-----2006年03月23日マツダ発表より(image : ”マツダRX-8ハイドロジェンRE ”)
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コメント
奥山正己様
コメントありがとうございます。
しかしながら、しな研宛ではなくマツダさん宛のようですね。
このサイトは、毎日一題、グリーン・ポストのスタッフがしなやかな技術という題で、技術についての話題を取り上げております。この回は、マツダさんのプレスリリースをとりあげさせていただきました。
全体の流れは、以下のタイムラインでご確認いただくとおわかりいただけるかもしれません。是非ごらんください。
http://timeline.nifty.com/portal/show/969
ということで、このコメントご希望ならば、削除させていただきます。御申し出ください。
グリーン・ポスト しなやかな技術研究会 つねとうとうじ(t_t)
投稿: t_t | 2008/12/19 18:05
初めてご挨拶させて頂きます。石川水素技術研究所の奥山と申します。
東京都港区芝のインテクト国際特許事務所(HPをご覧ください。)所長の石川泰男が運営している、水を原料とした水素生成能をもつ触媒を開発している実験工房です。
このたび、常圧下、390℃で水を水素生成能触媒に接触させ、水素を取り出す事に成功しました。
当所の水素触媒ユニットを水素船舶へ利用する計画ですので、できれば御社の水素エンジンを搭載したくジョイントを望んでおります。
本メールがご担当者様の目にとまり、どんなものかお問い合わせ頂ければ、資料・写真を送りたいと思いますのでよろしくお願いします。突然のメールでのご挨拶で失礼いたしました。
投稿: 奥山正己 | 2008/12/18 12:30
追加情報

・プレスリリース /
マツダ、世界で初めて水素ロータリーエンジン車 「RX-8ハイドロジェンRE」 をエネルギー関連企業に納車-----2006年03月23日マツダ発表より(imageも)
" -水素でもガソリンでも走行できるデュアル フューエルシステム※を実用化-
※運転席でのスイッチの切り替えにより、水素での走行/ガソリンでの走行を選択できるシステム。
車両 型式 マツダ ABA-SE3P改
全長/全幅/全高 4.435mm/1.770mm/1.340mm
ホイールベース 2,700mm
車両重量 1,460kg
乗車定員 4名
エンジン 種類 RENESIS水素ロータリーエンジン
(デュアルフューエルシステム)
型式 13B
総排気量 0.654L x 2
最高出力 水素 80kW (109PS)
ガソリン 154kW (210PS)
最大トルク 水素 140N・m (14.3kg・m)
ガソリン 222N・m (22.6kg・m)
燃料 種類 水素/ガソリン切替式
燃料タンク 水素 110L / 35MPa (350気圧) 高圧水素ガスタンク
ガソリン 61L
性能 航続距離
(10.15モード) 水素 100km
ガソリン 549km
*標準リース価格 (カッコ内は消費税抜) 420,000円/月 (400,000円/月)
*リース期間30ヵ月の月単位のリース価格。 "
コメント
水素とガソリン燃料の切り替え共存。水素といえば燃料電池と考えてきた車メーカーにとって、マツダさんのデュアルフューエル・”ロータリーエンジン”という、他社にまねできないソリューションはどううつるんですかね。リース台がさがってくるのか、市販車としての展開が可能なのか、気になる車です。(t_t)
投稿: 追加情報 世界で初めて水素ロータリーエンジン車納車 | 2006/03/23 23:18