耐倒伏性極強の飼料用水稲長稈新品種「リーフスター」の共同育成に成功 / プレスリリース 東京農工大学
" - バイオマス生産量の高い水稲品種開発に新しい道 -
東京農工大学大学院生命農学部門の大川助教授、平沢教授は、同大学の石原名誉教授とともに、農業生物系・特定産業技術研究機構 作物研究所多用途稲育種研究室加藤浩氏らと共同で、稲発酵粗飼料用の長稈新品種「リーフスター」を育成・開発しました。この品種は、長稈であるにもかかわらず耐倒伏性が極めて強いので、将来のバイオマス生産量の高い長稈水稲品種育成の母本などとして活用が期待できます。
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【農業上の意義】
現在、わが国の農業が直面している最も深刻な問題は、食料自給率が低い上に耕地の利用率が低く、耕地環境の悪化が生じていることです。
この要因の一つに。家畜の飼料の輸入が非常に多く、その自給率が著しく低いことにあります。飼料イネの利用によってバイオマス生産量を高めることができ、水田での自給粗飼料の生産を増やすことによってわが国の低い飼料自給率の向上、ひいては低い食料自給率の向上に役立つことが期待されます。 "-----東京農工大学、2005年11月22日
コメント
食料としでではなく、バイオマス資源としての水稲。米の自給率は、ずっと95%前後を維持しているようだ。食料の安全保障、そして資源(エネルギー源)の観点からも注目したいですね。(t_t)
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