実験集合住宅「NEXT21」における 10年間の居住実験成果をまとめました / プレスリリース 大阪ガス
-----image(pop up;”実験集合住宅「NEXT21」全景 2004年10月現在”) &text : 大阪ガス、 平成17年11月25日発表より
" 大阪ガス株式会社(社長:芝野博文)は、平成5年10月に竣工した実験集合住宅「NEXT21」における10年間の居住実験(第1フェーズ5年間、第2フェーズ5年間)を平成17年3月に終えました。その成果をまとめた書籍1を12月1日に発刊します。
「NEXT21」は、21世紀の都市部における集合住宅のあり方を提案することを目的として建設した実験集合住宅です。5年ごとに違う当社の社員16家族が実際に居住して、平成6年4月から「ゆとりある生活と省エネルギー・環境保全の両立」をテーマとする第1フェーズ実験を、また、平成12年4月からは「地球環境と人の暮らしへの配慮」をテーマにした第2フェーズ実験を行ってきました。 「NEXT21」は竣工以来、日本建築学会作品選奨(日本建築学会主催)など13の受賞をはじめ、約600件の新聞や雑誌などへの掲載、外国からのお客さまも含めて3万人を超える見学者の来場など国内外から高い評価をいただいています。
「NEXT21」では、
1. 省エネルギーと快適な生活の両立
2. 市街地における“共生環境”の創出および環境負荷の低減
3. 快適な居住空間とコミュニティの形成が可能な建築・設備の開発
4. 21世紀の魅力あるライフスタイルを実現する住宅モデルの提案
5. フレキシブルな住宅づくりを可能にする設備・配管システムの開発の5つのテーマを柱に、近未来の都市型集合住宅に必要なハード・ソフトの実験を行ってきました。 "
コメント
実を言うと、大阪ガスのNEXT21に関しては知人のウェッブデザイナーのM氏から、いろいろと情報は聴いていて機会があれば、一度見学でもと思ってました。しかし、機会がなかったので、今回の出版は、記録としても読めるのでちょっと嬉しいです。電気会社がオール電化を打ち出す中で、ガス会社としての提案に期待するところがあります。東京では、東京ガスが風力発電事業を開始するなど、電気会社とガス会社の境界はうすらぎ、エネルギー供給ならびにシステム開発事業者としての競争を激化しているように見えます。
現状では、オール電化住宅で電力会社に利があるという話しも聞きますが、ガス会社にもがんばってもらいたいです。
それに、実験集合住宅「NEXT21」の外観の写真。なんかいいですね。ECO CITY BUILDERSのサイトにみられるようなスケッチがいきなり日本に出現してしまったようなインパクトがあります。バークレーのグリーンシティプランでもっと刺激的なデザイン画をみたことがあったので、紹介したかったのですが、みつかりません。あったら、また紹介したいと思います。この本も、出たらまた紹介したいと思います。(s_w)
参考エントリー
・風力発電設備の竣工とエネットへの電力供給について / プレスリリース 東京ガス-----ソフトエネルギー、October 18, 2005
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