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2005/10/06

Google Earth、そして”sprol”で見る私たちの棲む惑星 / サイト紹介

 米Google が始めた衛星地図の検索・表示サービスは、インターネットを利用でき、一定の条件さえみたせば誰にでも利用できる注目の衛星写真の検索・サービスだ。
 Google Earth
 もう利用していたり、空中散歩を楽しんでいる人も多いだろうが、このサービスを利用したランドスケープの”企画”があちこちで始まっている。
 本元のGoogleの観光 -Sightseeingでは、エッフェル塔やバミューダ環礁などを見ることができる。住宅地図などの原図として利用されてきた飛行機からの空中写真との決定的な違いは、”角度”にある。できるだけ距離的な情報を得るために地上と平行に撮影された写真では、平坦に映っていた像が、衛星からだと地表に対して角度をもった像になることが多いため、角度、ひろがりが生まれ、より立体的にまるで宇宙飛行士になって地表を眺めることができる。鷹の目をもった感覚さえある。
 
 このサービスで地球の色を見ていると、美しさだけでなく、人間が環境に与える影響を見ることがある。地球温暖化(気候変動)の警鐘を受け取るのは、自然災害や異常気象によることが多く、それを日常の感覚で実感することはむずかしいと感じることも多い。今の行動が百年の計となり、次の世代の暮らしにも影を落とすのだが、衛星写真を自由に見る自由を得てみると、人間がどんどん地表を浸食していくさまを色として見ることができる。目の当たりする景色は、荘厳で美しくもあり、残酷でさえあることもある。

 参考
 Google Launches Free 3D Mapping and Search Product
 
 そして、このサービスが始まってから、あちこちにGoogle Earthから独自の視点で景色を切り取るサイトが誕生している。
 そのなかで、今のお気に入りは、
  Sprol

 ハリケーン・リタのことをしりたく調べていたら、偶然たどりついた。
 そして、Wind Powerや、三峡ダムで景色と解説を読んで、すっかりこのサイトのセンスのファンになりました。
 About Sprolを読むと、
 "Sprol shows the visual macroscopic effects of the decisions and behavior of our society.
Since previous generations have not had the advantage of this perspective it is our obligation to use it wisely."と書かれています。まさに、衛星からの目を一般人ば得たことにより、視野と意識の拡大により、新しい行動が生まれるということへの期待を感じさせるサイトです。(t_t)

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