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2005/10/04

灯油仕様10kW級業務用燃料電池のフィールド実証試験をコンビニエンスストアにて開始 / プレスリリース 新日本石油

" 当社(社長:西尾 進路)は、灯油を燃料とする10kW級業務用固体高分子形燃料電池を、(株)トキワが運営するコンビニエンスストア(東京都品川区)に設置し、共同開発先である三菱重工業株式会社(社長:佃 和夫)と共同でフィールド実証試験を開始しましたのでお知らせいたします。
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 コンビニエンスストアなどの熱需要の少ない施設における燃料電池の有効利用について、当社は従来から検討を重ねてきましたが、今回の実証試験において吸収式冷凍機と組み合わせることにより、燃料電池から発生する熱を冷暖房などの空調用に利用することが期待できます。なお、吸収式冷凍機は(株)矢崎総業にて開発した機器を使用しております。
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[システムの概要]

(1)燃料電池種類 : 固体高分子形(PEFC) (2)燃料 : 灯油 (3)燃料処理装置仕様 :灯油から水素を取り出すプロセスには、灯油中の硫黄分を吸着により除去し、その後、灯油と水蒸気を触媒を用いて反応させる水蒸気改質法を採用しています。
(4)発電効率(目標) : 36%以上(LHV基準) (5)総合効率(目標) : 76%以上(LHV基準) (6)システム構造 : パッケージ型(屋外仕様)
幅1,900mm×奥行き690mm×高さ1,880mm "-----新日本石油、2005年9月29日

コメント
 逆にいえば、熱需要のある施設においては、燃料電池が有効ということですね。燃料電池は、電熱利用のコジェネ的な利用が想定されているということでしょうか。いまやどこにでも出現したコンビニ。エネルギー的にさまざまな試みがなされることは、歓迎すべきことかもしれません。
 コンビニと自販機の多さは、日本の一つの風景となっていると、”夜は、当然のごとく暗い”外国の地方から来た知人がいっていました。便利で、需要がある。いや、むしろ需要を開拓し続けるコンビニ。だから、増殖するコンビニ。
 「真夜中までこんなに電力を消費していていいのだろうか? とも考えちゃうよね。」
 「でも、コンビニのない生活なんて考えられないよ。ほしいと思ったら、すぐ手に入る」
 さて、コンビニエンスストアは、すでに消費文化だ。だとしたら、とうぜん21世紀のコンビニは、エコ・コンシャスなストア。”エコンビニ”になってもらわないと、、、、。(t_t)

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