2005年日本国際博覧会(愛・地球博)で実施している 大規模壁面緑化(バイオラング)の効果測定実験について(速報) / プレスリリース 国土交通省
" はじめに
国土交通省国土技術政策総合研究所は、2005 年日本国際博覧会「愛・地球博」の長久手会場に設置されている世界最大級の大規模緑化壁(バイオラング)を使って、博覧会の会期中(3 月25日 - 9 月25 日)、壁面緑化による熱環境改善効果等を明らかにするため、赤外線熱画像撮影装置による継続撮影や、温度センサーによる温度の連続測定等を行っています。
梅雨明け以降の連続した猛暑が続く中、ヒートアイランド現象の緩和につながる熱環境改善効果等について一定の知見が得られましたので、一部を速報としてお知らせします。
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<結論>
バイオラングに設置された緑化壁面は、表面気温、表面温度ともに、周囲のコンクリート非緑化壁面や広場よりも気温の上昇が抑制されており、ヒートアイランド現象の抑制に資する熱環境改善効果を示しています。 "-----国土交通省、都市・地域整備局 公園緑地課緑地環境推進室、平成17年8月12日発表より
関連サイト
・バイオラング-----愛・地球博公式サイト
・愛・地球博 - 世界最大規模の壁面緑化 - バイオラングを見にいこう-----壁面緑化&広告活用WEB
コメント
上の関連サイトには、バイオラング=”花や緑で埋め尽くされた巨大な緑化壁で、その植物の力によって二酸化炭素の吸収・酸素の供給、夏期の気温の低減など、都市生活環境の改善や環境負荷の軽減を図ります”、とあった。なかなか興味深い技術です。(s_w)
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