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2005/07/07

携帯電話向け燃料電池の充電容量を3倍に / プレスリリース 富士通研究所

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----- image(”試作したFOMA端末用充電器の写真 携帯電話を実際に充電している様子”) & text : 富士通研究所、2005年7月6日発表より
" - FOMA(C)端末用充電器をドコモと共同試作 -
株式会社富士通研究所(以下、富士通研究所)は、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(以下、ドコモ)と共同で、高容量のマイクロ燃料電池を開発し、外付けタイプのFOMA(C) 端末用充電器を試作しました。今回開発した試作機では、使用するメタノール燃料の濃度を従来の30%から99%以上に引き上げ、18ccのメタノール燃料でFOMA端末の内蔵電池3個分の充電を可能としました。
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【効果】今回開発した技術により、クレードルタイプのパッシブ型マイクロ燃料電池としては、世界で初めて、平均約1ワットの高い発電能力を99%以上の高濃度メタノール燃料を用いて実現しました。
 また、試作したFOMA端末用充電器において、1つのカートリッジ(燃料容積18cc)で携帯電話内蔵のリチウムイオン電池3個分の充電が可能であることを実証しました。これにより、30%の濃度に希釈したメタノールを用いる燃料電池に比べ、1回のカートリッジ交換で使用時間を3倍に伸ばすことが可能になり、大幅にユーザーの利便性が向上します。また、廃棄やリサイクルに回るカートリッジの量を削減できるため、環境負荷の軽減にも効果的です。
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【試作品の概要】

試作したFOMA(C)端末用充電器の主な仕様
サイズ 150 x 56 x 19 mm
本体重量 190 g
使用燃料 メタノール、濃度99%以上
カートリッジ容積 18 cc、12 cc
発電容量 最大 9 ワット時
携帯電話との接続方法 クレードル型
充電仕様 最大 5.4 ボルト・700 ミリアンペアー "

コメント
 いよいよ小型燃料電池も”実用化”という感じになってきました。実際に、手にすることができるのはいつごろになるのでしょうか? メタノールの機内持ち込みについてのガイドラインなども協議されているということですので、細かいことが煮詰まってきているという感じです。登場は、以外に早いのかもしれません。(s_w)

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