『パワー・ランキング 電力会社スコアカード』を発表 / プレスリリース WWF
" 日本の電力会社にも、さらなる再生可能エネルギーへの投資を求める
【東京発】 WWF(世界自然保護基金)ジャパンは本日、報告書『パワー・ランキング:電力会社スコアカード』を発行した。これは、昨年11月にWWFインターナショナルより発表された“Ranking Power Report”の日本語版であると同時に、“Ranking Power Report”の発行以降に寄せられた、日本の電力会社4社からのアンケートへの回答を反映・再評価した追補部分を含んでいる。
本報告書は、OECD加盟国とロシアの大手電力会社71社を対象に、地球温暖化対策への取り組みを10段階で評価し、ランキングしたものである。評価基準は下記の2点である。
1.現況:供給する電力の燃料構成における再生可能エネルギー(大規模水力発電と泥炭・ゴミ発電を除く)とガス・コジェネレーションの割合
2.傾向:再生可能エネルギーとガス・コジェネレーションへの投資状況
..........
新たに寄せられた4社の回答を含めても、日本の電力会社による再生可能エネルギーへの取り組みは概ね低い。日本の電力会社の中で最高位であった北海道電力でも、スコアは2.9であった。これは、日本の電力会社も、再生可能エネルギーを重要な温暖化対策として位置づけていないことを明示している。
再生可能エネルギーは、温室効果ガスを排出しないというだけでなく、総合的に環境にかける負担が少ない。資源の少ない日本においては、エネルギー安全保障の観点からも、もっと再生可能エネルギーは重点政策とされるべきである。"
-----WWF(世界自然保護基金)ジャパン、 2005.4.26
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・温暖化対策、日本は北海道電力の9位が最高-----読売新聞、2005/4/26
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同プレスリリースの詳しい資料は、PDF形式でダウンロードできます。
市民エネルギー調査会に参加している環境、エネルギー政策関連の団体のなかでも、WWFのエネルギーに対する積極的な取り組み、提言が目につきます。
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関連サイト
・www.panda.org WWF
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