灯油型1kW級家庭用燃料電池システムを開発し、4月1日より運転開始へ / プレスリリース 出光興産
image(pop up ) : 出光興産、2005/3/31プレスリリースより
" - 2006年度「定置用燃料電池大規模実証事業」参加を目指す -
株式会社コロナ(本社:新潟県三条市、社長:内田力)と出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:天坊昭彦)は、共同で市販灯油を燃料とした1kW級家庭用固体高分子形燃料電池システム(PEFC)を開発しました。開発した試作機をコロナ新エネルギー研究センターに設置し、4月1日より運転を開始いたします。
..........
灯油は、国内で総世帯数の85%を占める約4,000万世帯に普及しており、かつSSなどの供給ネットワークが全国にあることから、利便性の高い燃料電池向け水素原料です。
..........
【開発した燃料電池コージェネレーションシステム仕様】
(1) 形式 : 固体高分子形燃料電池(PEFC)
(2) 発電容量 : 1kW(定格)
(3) 使用燃料 : 市販JIS1号灯油
(4) サイズ : 1,150mm(全幅)×325mm(奥行き)×800mm(全高)
(5) 排熱回収温度 : 60℃(貯湯槽 150L)
(6) 送電端発電効率 : 33%
※ LHV(Lower Heating Value 低位発熱量基準)
(7) 総合効率 : 70% "
関連情報
・5kW灯油型燃料電池システムの実証試験、終了 - 1年間で3,572時間、220日間稼動 - -----出光興産、2005/3/30プレスリリース
コメント
灯油対応の燃料電池が開発されたことで、家庭では、ガスに加えて新たな総合エネルギー利用の形態が加わる。家庭用の小さなシステムは、そのまま独立系のシステムとしても運用が可能で使い方によっては面白くつかえるように思います。エネルギー自立型の住まい方も、技術的には結構まじめに考えていける時代になってきたように思えます。
おまけ情報
・防災グッズ Fredy(フレディ)「パーソナルセット」 4月1日発売開始 - Fredyの新アイテム 震災体験者の声を生かした個人用セット - -----出光興産、2005/4/01プレスリリース-----アウトドア用品の老舗スポーツトレイン監修の防災グッズが販売されるそうだ。
出光興産のプレスリリースに新しく発売される Fredyという防災グッズが販売されると書かれていました。ちょっと興味ありです。-----" 「Fredy」は、アウトドアの第一人者である油井 昌由樹氏(「スポーツトレイン」社長)の協力を得て、アポロサービスが独自に開発した商品です。「防災グッズ」を日頃からキャンプや旅行などアウトドアにおいても使用でき、非常時「もしも」の時に役立てることをコンセプトとして商品を設計しました。2004年9月より「スポーツトレインシリーズ」7アイテムを関東の限定店舗で販売しております。" (s_w)
| 固定リンク
« 環境にやさしい「ハイブリッド機関車」、北米で導入進む / クリッピング Wired News | トップページ | 排出ガスゼロ、100%電気で走る ヤマハエレクトリックコミューター「EC-02」(原付1種)発売 / プレスリリース ヤマハ発動機 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント