電動カー「新型エブリデー」をトヨタ車体が発売 -- 植物材料「ケナフ」を使った特別仕様車も販売 --/プレスリリース トヨタ車体 (+電動カー「コムス」)
---image&コメント: プレスリリースより
" トヨタ車体株式会社(本社:刈谷市一里山町 久保地 理介社長)は、 電動カー「新型エブリデー」 を発売いたします。今回の新型エブリデーは(1)高い安全性の確保 (2)安心機能の設定 (3)ケナフ部品仕様の設定 を盛り込んで発売いたします。
植物材料「ケナフ」の採用による地球環境への貢献 "
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電動カーに、ケナフを使ったシートを搭載したというニュース。非木材紙として名刺などに使われているケナフについては、ケナフの会のホームページが詳しい。
ところで、電動カーには、まだ乗ったことはない。見たことはあるのだが、正直なところ、歩道や路肩を走る姿には、道路事情を考えると危なっかしさを感じている。販売対象は、身体の不自由な方、高齢者なのだろうから、電動カーが便利な乗り物として普及していくためには、まずは路面や交通レイアウトの整備が必要だろう。ただ、2010年代には4人に一人が高齢者となるそうだ。となると対象ユーザーは増えていくことが予想される。最高速度は時速6kmということなので、大人の歩く速度の1.5倍程度の速さが出ることになる。元気な人には、遅い乗り物でも結構な速さだ。エブリデーの性能緒元を見てみると、
[ 新型エブリデーの性能緒元 ]
-車体寸法
全長1,190mm×全幅650mm×全高1,035mm
車体重量 77kg(バッテリー含む総重量:105kg)
-性能
最高速度 前進1 - 6km/h、後進1 - 2km/h
実用登坂角度 10°
段差乗越え高さ 100mm以下(直角走行)
溝乗越え幅 150mm以下(直角走行)
最小回転半径 1,465mm
連続走行距離* 23km(最高速度・平坦路) *連続走行距離は、新品バッテリー満充電状態・乗車体重75kgで平坦路を走行(6km/h)し、バッテリー放電70%までの数値を示します。
-新型エブリデーの価格は、
標準車両 :348,000円/台(2)特別仕様車 :388,000円/台
エブリデーは免許不要だが、同じトヨタ車体からは、コムスという普通免許を必要とする一人乗り電動カーも販売されている。こちらは、車と同じように走れ価格は70万から85万円までさまざまな仕様がある。最高速度は、50km、連続走行距離は、50km(40kmタイプもある)となっている。
どちらも、家庭用の太陽光システムがあれば、移動するためのエネルギーを自前で賄うことも可能な点にちょっとだけ興味あり。
-----image:コムス/スタイリングより
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コメント
増田二三生さんのコメントが面白いです。今、私のシニアカー、ET3Cで試そうとしています。
ちょうど30年前に買ったホンダの携帯発電機(400W)を積もうとしたのですが、シニアカーの安全装置のせいで走行中は充電できません。
そこで24V用の充電器で直接充電してしまえば良いとの結論に達しました。
現在、発電機を分解整備しているところですが、上手く行ったら良いですね。
知り合いの知り合い(75歳、女性)が、嫁いだ娘さんに会いたくてシニアカーで出かけました。
そうしたら途中でエンコしました。つまりバッテリーが空になったそうなんです。
片道75kmも有るので当然なのですが、女性はそういうことを考えないので、それも有り得るケースだなと思いました。
でも走行しながら充電できれば着けた訳ですよね。
統計によると、毎日80%の車が80km圏内を右往左往しているそうですので、そういう用途には電気自動車で間に合うわけです。
ただ、たまには遠出したい・・ということなので電気自動車があまり売れないわけですね。
走行しながら充電、良いかもしれません。
走行中は、信号待ちも有るし、コンビニでトイレとか、ファミレスで食事など、色々と他のことにも時間を使いますが、その間も充電しているわけなので航続距離は無限に増えることでしょう。
投稿: とめ | 2013/07/02 14:29
電動カーのアイデアでハイブリッドの逆の電動カーに発電機を搭載して走行距離を伸ばすやり方がある これならはしりながらでも発電でき発電機に燃料があればどこまでも走れることになる 人類はアイデア次第で宇宙に大発展するかもしれない
投稿: 増田二三生 | 2008/03/22 15:59