メタノール燃料電池を搭載したヤマハ燃料電池二輪車/プレスリリース ヤマハ発動機 + カナダPalcan Power Systems Inc.の燃料電池スクーター&自転車
image: プレスリリースより
" 9月13日公道走行を開始する為にナンバーを取得しました。
今回、公道走行を開始する燃料電池車「FC06 PROTO」では、液体であるメタノールの水溶液を燃料とする、改質器等を必要としない当社独自の直接メタノール燃料電池「ヤマハDMFC(ダイレクトメタノール燃料電池)システム」を開発し搭載しています。 "
-----メタノール燃料電池を搭載したヤマハ燃料電池二輪車 実用化に向け公道走行を開始---ヤマハ発動機プレスリリース
関連記事
" 05年中の発売を目指すが、1台数千万円になるため、リース方式などを検討している。 "
---ヤマハ発動機: 燃料電池バイク、世界初の商品化へ−−来年中にリース検討---MSN-Mainichi INTERACTIVE
コメント
搭載の燃料電池の出力容量がでていないが、文からすると1KW前後とのこと、ちょっと面白いサイズですね。本格的に量産され、コストが下がるのがいつになるのかは、ちょっと予想できませんが、1KWぐらいあれば住宅用の分散型電源としての利用も考えられます。電源用燃料電池の価格も100Wぐらいのものが、30 -- 40万円くらいで手に入るようですので、実用化へ向けての今後の展開が楽しみになってきました。ホンダの燃料電池バイクが試作車だったのにたいし、ヤマハのはなんか実用バイクという感じ。市場への試験的ともいえる投入も企画されているようなので、実機が公道を走る姿を目にする機会も結構早いかもしれませんね。
海外に目を移すと、カナダのPalcan Power Systems Inc. のFuel Cell Powered Scooterは、一応ホームページ上でオーダフォームが設定されていて、購入できそうな感じですので紹介しておきます。
" スペック
Pal/Scoot
Top Speed 45 km/h
Distance (1400 SL H2) 60 km
Weight (PalpacTM 20 kg
Stack Size 1500 W "
image: Palcan Power Systems Inc.のホームページよりFuel Cell Powered Scooter
さらに同じく燃料電池自転車もあり
image:Palcan Power Systems Inc.のホームページよりPalcan Fuel Cell Powered Bicycle
かっこいいです。
スペック
"Top Speed25 km/h Distance (1400 SL H2)65 km Weight (PalpacTM9 kg Stack Size200 W "ということで、燃料電池式電動アシストパワーパックとして機能するようです。ホームページからは、燃料電池ユニット等の照会(購入)ができます。
さらに、だいぶ前に話題になった燃料電池自転車The "HYDROCYCLE"(TM)という製品もありました。こちらは市販というより技術の宣伝といったイメージの展開になっているようですが、デザインは人目をひきそうなものでした。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント