「光触媒利用高機能住宅用部材プロジェクト(打ち水住宅)」プレスリリース 東京大学先端科学技術研究センター
" 打ち水住宅とは :
酸化チタンが持つ、光誘起超親水化機能 を利用して、 光触媒でコーティングされた住宅用部材に「打ち水」をすると、 水滴が薄く一面に広がります(大変水に濡れやすい表面になっているため)。 そうすると、水が蒸発する際、 周りの大気や住宅部材から効率よく熱を奪うようになり、 その結果、大気温や室温を下げるようになります。"
----- 「光触媒利用高機能住宅用部材プロジェクト(打ち水住宅)」 に関わる実験が新聞で紹介されました-----東京大学先端科学技術研究センタープレスリリースより
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光触媒:住宅にも“打ち水” 屋根や外壁に塗り、気化熱で室温下げる−−東大先端研---毎日新聞
"住宅の屋根や外壁、窓に光触媒(酸化チタン)を塗り、そこに散水して室内を冷やす実験が24日、東京大先端科学技術研究センター(東京都目黒区)で公開された。光を当てるだけで汚れなどを分解する光触媒は、水となじみやすい性質もあり、水は薄い膜状になって家を覆う。水が蒸発する時の気化熱で、室内温度が下がるという。
この日午後3時ごろの屋外の気温は30.0度。実験対象となった住宅は木造2階建て。室内は閉め切ってあったが、2階は28.9度になった。 "
関連イベント
イノベーション・ジャパン 2004
2004年9月28日(火)〜30日(木)
10:00〜18:00(30日は17:00終了) 会場 東京国際フォーラム(東京・有楽町)
大学発ベンチャー支援モデルExhibition 事例紹介(予定)「太陽光と光触媒シートを用いた環境改善への挑戦」他( 9月30日(木) 13:00〜16:00)
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光触媒といえば、塗ると汚れないという効果がすでに商品や建物に利用されているが、今度は塗っておくと打ち水の効果があがるのだという。雨水利用の散水システムなどでも応用できそう。
参考情報
「酸化チタン光触媒テント」による窒素酸化物(NOx)の優れた除去効果-----太陽工業プレスリリースより
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