環境省 オゾン層ってどうなっているの? パンフレット配布開始 / 進む冷蔵庫の炭化水素系冷媒利用
----image-同パンフレットの表紙
環境省は、H15年のオゾン層の状況に関する情報を7/29日に発表するとともに、パンフレット「オゾン層ってどうなってるの?」(地球環境局 行政資料)のインターネット上での配布を開始した。
平成15年度オゾン層等の監視結果に関する年次報告書について (平成16年7月29日 プレスリリース)のページから、今回発表されたさまざまな資料へアクセスできる。
パンフレット「オゾン層ってどうなってるの?」 からPDF形式でこの配布資料を見ることができる。
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オゾン層の破壊により、紫外線が増加する。この因果関係については、科学的にデーターがそろってきています。皮膚ガンや皮膚の炎症というような実数カウントと連動した研究もされているようです。今回の報告書によれば、高緯度地域(札幌)などでオゾン層の破壊が現在も進んでいることがわかります。
対策付きのこのパンフレットも一度是非ご覧ください。
さて、フロンならびに代替フロンの濃度は、世界的に現在も進んでいます。二酸化炭素とならぶ温暖化ガスという側面もあり、世界的な気候変動への影響も今後ますます懸念されています。日本の企業は、冷蔵庫の分野で、脱フロン---->代替フロン----->炭化水素系冷媒への移行を加速させています。
炭化水素系冷媒としては、イソブタンが利用されています。可燃性ということで、使用量を極力減らし、熱交換の仕組みを工夫し、安全にかつ効率的に冷やす仕組みを電気製品メーカー各社が開発済みで、搭載している製品もあります。冷蔵庫の買い換え時には、消費電力量だけでなく、冷媒までチェックしてみてください。
参考サイト 冷蔵庫の冷媒
社団法人 日本電機工業会のホームページより
/JEMA自主基準 炭化水素系冷媒使用の家庭用電気冷蔵庫について
メーカーのサイト(一発で検索できた)
代替フロンに代わる冷媒|ノンフロン冷蔵庫|ナショナル冷凍冷蔵庫
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参考サイト 追加
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=8144&oversea=0
投稿: t_t | 2004/08/02 12:00