15日、総合資源エネルギー調査会総合部会。原子力回帰の色濃く、、、
経済産業省は15日、総合資源エネルギー調査会総合部会を開いた。安倍政権は、「2030年代に原発稼働ゼロ」という前政権の方針を白紙にし、原発反対の意見をもつ委員を減らし、”安全が確認された原子力発電所”の再稼動など、原子力発電への回帰を色濃くだした形での、中長期のエネルギー政策の年内とりまとめを目指す。
無能な民主党の展望なきエネルギー政策の消滅は、いたしかたない。ただ、3.11を経験し、それに対応した”実績”は評価しなくてはならない。それ以前の自民党のエネルギー政策の結果生まれた、原子力発電への根拠なき偏重政策と、コスト重視の結果地震・津波対策を怠り、福島第一原子力発電所の苛酷事故を引き起こした責任は、当然現自民党政権にも多大なものがあります。
ところが、今回始まったエネルギー政策の議論では、原発回帰への道を固めようとする意図が色濃い。
エネルギー政策の地固めのためには、それぞれの政権の枠を超えて、次代の国民のエネルギーに関する議論を行う必要があり、まずは事実からはじめなければならないのです。
今回、新たに第二次安倍政権における、初めてのエネルギー政策の議論が開始されました。この総合資源エネルギー調査会総合部会の議論に注目します。
すでに、アリバイ作りのようにひっそりと、意見の募集も開始されています。
・資源エネルギー庁 : 総合部会について
" 委員名簿○委員会の開催
平成25年3月15日 第1回 議事要旨 議事録 配付資料
”総合資源エネルギー調査会総合部会 (第1回会合 平成25年3月15日(金))■配付資料
配付資料一覧・議事次第
基本問題委員会委員名簿
座席表
資料1 「会議の公開について(案)」(事務局提出資料)
資料2 「エネルギー基本計画について」(事務局提出資料)
資料3 「エネルギー政策を巡る最近の動き」(事務局提出資料)
資料4 「エネルギー政策の変遷と最近のエネルギー情勢」(事務局提出資料)
資料5 「主な論点」(事務局提出資料)
資料6 「総合資源エネルギー調査会総合部会電力需給検証小委員会の設置について」(事務局提出資料)
資料7 「新しいエネルギー基本計画の策定に向けた意見募集について」(事務局提出資料)
参考資料1-1 「我が国のエネルギー情勢①」(事務局提出資料)
参考資料1-2 「我が国のエネルギー情勢②」(事務局提出資料)
参考資料1-3 「我が国のエネルギー情勢③」(事務局提出資料)
参考資料1-4 「我が国のエネルギー情勢④」(事務局提出資料)
参考資料2 「電力システム改革専門委員会報告書」(事務局提出資料)
参考資料3 「関西電力株式会社及び九州電力株式会社の供給約款変更認可申請に係る査定方針案」(事務局提出資料)
参考資料4 「基本問題委員会の議論の経緯」(事務局提出資料)”
【参考】 新しいエネルギー基本計画に向けた意見募集募集要領
国民の皆様から寄せられたご意見
......... "
- Ustream : 総合資源エネルギー調査会総合部会(第1回会合) (119:14)
・”新たな”? エネルギー政策の議論の場 経産省、総合資源エネルギー調査会の総合部会のメンバーを発表-----自然エネルギー、2013/03/04
・民主党、エネルギー政策の見直しの見直し、議論の場「総合部会」が具体的に-----自然エネルギー、2013/02/21
エネルギー計画の議論再開=「原発ゼロ」白紙-経産省--時事通信 jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k… "..15日、総合資源エネルギー調査会総合部会..年内の意見取りまとめを目指す.." #politicsjp #エネルギー政策 #meti #nuclear #japan
— greenpost (@greenpost) March 15, 2013
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