カテゴリー「海洋エネルギー-国内情報」の16件の記事

2016/03/03

イベント3/23 海洋産業フォーラムの詳細-長崎県

海洋産業フォーラムの詳細

「日時
2016年3月23日水曜日14時から17時(12時45分受付開始)※17時20分から懇親会も予定しております。
会場
ベストウエスタンプレミアホテル長崎3F「ザ・プレミアホール」http://www.bestwestern.co.jp/nagasaki/access/index.html

プログラム
.......... 」

 詳細は、以下をご覧ください。




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2013/12/09

1/4コスト削減を目指す、福島県沖浮体式洋上風力発電機開発

 浮体式風力発電機の課題は、技術的な実証とともに、通常の洋上風力発電機の数倍とも言われるコストです。これについて、ブルームバーグの取材にたいして、丸紅の担当者が以下のように語ったとのことです。

”「今回はお金より浮かべて(風車を)回すのが一番の大きなポイントだったが、来年の第2期からは実用化・事業化に向けてコストをどう下げるかが非常に大きなポイントとなる」” -----ブルームバーグ、2013/11/29

 また、この記事では最終的に1キロワット当たりのコストについて、現在は200万円超で、次回には100万円(7MW機?)、そして最終的には50万円との具体的な数字が掲載されていました。これに対して記事では、

「ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスの風力発電アナリスト、ジャスティン・ウー氏は、コストが70万-80万円に下がればモノパイル式の基礎を使った着床式洋上風力発電に対抗できると指摘した。」
   との補足をつけています。

関連エントリー
環境省、福島県沖の浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業の7MW機2基建設に関する意見書を提出-----ソフトエネルギー、2013/12/09

浮体式洋上風力発電 Floating Wind Turbine 再生可能エネルギーまめ知識

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2013/10/09

中部電力、浮体式の実験水槽と送風機など開発実験設備を公開

洋上風力発電の実験施設初公開

(asahicom,2013/10/08)

Chuden_floatinge_wind_turbine_2013
-----image : 上記ビデオクリップ。(メモ : ”多方向不規則波造波装置”と横断幕に書かれています。検索してみると、中部電力 - 技術開発ニュース1995年7月(65号)に情報(「設備紹介 多方向不規則波造波装置の導入 [PDF:548KB]」)ありました。スネーク式増波装置が紹介されています。最新の設備を前からもっていたのですね。海外の浮体式の研究では、アメリカにこうした水槽ができたのは最近のことで、欧州にも数箇所という状況でした、、、、。いままで活用されてきたのでしょうか?)


 中部電力は、中部電力は、浮上式洋上風力発電の実験設備を初公開しました。報道によると、水槽の大きさは、長さ30メートル、幅23メートル、深さ3メートルで、送風機と板で波を人工的に起こす機能を備えているということです。
 実験に利用された浮体式風車は、模型は翼の直径が1.4mで、浮きは、長さ1.3m程度の大きさだということです。開催中の中部電力テクノフェア2013で公開されたもので、中部電力では開発にむけての検討を視野に、浮体式風力発電の研究開発を続けるということです。

将来は水槽から大海原へ 洋上風力発電の実験施設初公開-----朝日新聞、2013年10月9日

"..........
今月中旬から実験を始め、風車の回転や揺れなどのデータを集める。
.........中部電の河島宏治研究主査は「浮上式の洋上風力発電が将来の選択肢となりうるかを見極めたい」と話す。
.......... "

 

関連



参考エントリー
古河電工とビスキャス、福島沖2MW浮体式洋上風車と変電所の連結に新技術を開発-----ソフトエネルギー、2013/10/07

浮体式洋上風力発電 Floating Wind Turbine 再生可能エネルギーまめ知識

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2013/05/16

佐賀県、三井海洋開発、“世界初” 浮体式潮流・風力ハイブリッド発電[skwíd](スクウィッド)発表

 佐賀県と三井海洋開発は、3月16日に東京において、“世界初” 浮体式潮流・風力ハイブリッド発電[skwíd](スクウィッド)発表しました。プレス発表は、Ustreamでビデオ中継され、ビデオクリップが公開されています。

実証試験は佐賀県の唐津沖で実施され、漁業者との協力も得たプロジェクトとして実施されるということです。三井海洋開発は、洋上プラットフォームの実績を生かして、洋上の厳しい環境に耐えうる発電設備を設計したということで、今回の実証実験、そして実用プラントの建設への動きに確かなものを感じさせるプロジェクトです。

 問題はコストですが、日本の海洋関連の工業の未来をも育てるというプロジェクトに育つことで、世界のニーズにも応えることができるかもしれません。



Video streaming by Ustream

年内に設置されるモデルの詳しいスペックは、さらなる情報を待って後日アップさせていただきます。


関連
東京で開催する “世界初” 浮体式潮流・風力ハイブリッド発電[skwíd](スクウィッド)発表会をユーストリームでライブ中継します-----佐賀県、平成25年5月14日
- Ustream : “世界初” 浮体式潮流・風力ハイブリッド発電[skwíd(スクウイッド)]発表会及び記者会見

Skwid2
-----image : 三井海洋開発 : 洋上発電への取り組みより

三井海洋開発の浮体式潮流・風力ハイブリッド発電-----ソフトエネルギー、2013/03/04

追加情報
佐賀の浮体式潮流・風力ハイブリッド発電装置 skwíd スクウィッド、運搬中に事故。水車部分が水中に落下-----ソフトエネルギー、2013/10/16


参考エントリー
三井海洋開発の浮体式潮流・風力ハイブリッド発電-----ソフトエネルギー、2013/03/04

波力・潮流・潮汐・海洋温度差発電のカタログ 海洋エネルギーは次代を担う! / p.5 MODEC 三井海洋開発 潮流、風力ハイブリッド発電(日本)


おすすめエントリー
東北電力、福島市で維持流量を利用した小水力発電所 230kW飯野発電所の建設を開始-----ソフトエネルギー、2013/05/16

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2012/03/09

岩手県がヨーロッパ海洋エネルギーセンター(EMEC)を参考に、被災地沿岸に風力と海洋エネルギー実証地を構想

岩手県、海洋エネ拠点構想 北部で風力、中南部は波力-----河北新報、2012年02月06日

" 岩手県が、東日本大震災で被災した沿岸地域で、洋上風力や波力など海洋エネルギーの国際的な実験フィールドの整備構想を進めている。英国の実証試験場「ヨーロッパ海洋エネルギーセンター」(EMEC)を見本に、「日本版EMEC」を実現し、新産業創出や企業集積で復興を目指す。
..........国は内閣官房総合海洋政策本部に、各省の担当者を集めた海洋エネルギーの検討委員会を設置。導入までの課題の洗い出しをしている。
 同本部の神門正雄内閣参事官は「政府を挙げて海洋エネルギーの導入を進める。そのためには実験場が不可欠であり、岩手を含め立地場所を検討する」と強調する。国内適地の選定に向け、12年度に各地の調査事業に着手するという。
.......... "

コメント
 その後の情報を集めていたのですが、集まらず。忘れそうなのでとりあえずアップしておきます。(動きだしました。下の追加情報をご覧ください。)

関連
総合海洋政策本部

EMEC: European Marine Energy Centre

追加情報
欧州海洋エネルギーセンター European Marine Energy Centre(EMEC) / 情報のまとめ-----ソフトエネルギー、2012/03/14

海洋エネルギー資源利用推進機構、イギリス EMEC のアドバイスを受けながら海洋エネルギー開発のための実証実験場を整備-----ソフトエネルギー、2012/03/13

参考エントリー
鳩山首相を本部長とする、総合海洋政策本部、2020年までに洋上ウィンドファームを大規模に展開する”素案”を発表-----ソフトエネルギー、2010/05/10

ハマーフェストストーム Hammerfest StromのHS1000潮流発電機、英EMECのテストサイトに登場-----ソフトエネルギー、2012/01/06

-----Google GreenPostサイト内検索 : European Marine Energy Centre-----



2012 3月のクリッピング

クリッピング 2012

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2012/02/13

海洋研究開発機構、日本の冬の寒さを説明する新たな知見となる、バレンツ海の海氷減少がもたらす北極温暖化と大陸寒冷化を公開

バレンツ海の海氷減少がもたらす北極温暖化と大陸寒冷化-----海洋研究開発機構、2012年 2月 1日

" 日本の冬の寒さを説明する新たな知見

1.概要
 独立行政法人海洋研究開発機構(略)地球環境変動領域・寒冷圏気候研究チームの猪上淳主任研究員らは、冬季バレンツ海を発生源とする低気圧の経路が近年の海氷減少に伴い通常より北側を通過していることを気象データの解析により示しました。この低気圧経路の変化によって、北極海上はより暖められる一方、シベリアでは北からの寒気が入り込みやすい状況が形成されます。これは地球温暖化が進行するにもかかわらず、近年の日本の冬が寒い原因の一つであることを意味し、海氷減少と北極温暖化が中緯度の気候変動と密接に関連することを示した極めて重要な知見です。
この成果は、米国気象学会発行の学術誌Journal of Climateの3月号に掲載予定です(1月26日付けでEarly Online Release版に掲載済み)。

タイトル:
The role of Barents Sea ice on the wintertime cyclone track and emergence of a warm-Arctic cold-Siberian anomaly
著者名:
猪上 淳1・堀 正岳1・高谷 康太郎2
1.独立行政法人海洋研究開発機構 地球環境変動領域 寒冷圏気候研究チーム
2.同機構 同領域 中・高緯度域気候変動予測研究チーム
2.成果
 本研究では、バレンツ海の海氷が少ない冬は低気圧の経路が通常のシベリア沿岸域よりも北極海側にシフト(北上)することを見出し(図1赤矢印)、その結果形成される気圧配置の変化(図1暖色域)が北極海上の温暖化を促進する一方、大陸上では寒冷化が起こりやすい状況になることを明らかにしました(図2a)。ここで形成された寒気は数日後には日本に到達することが多く、日本の冬の寒さとも密接に関連します。本研究では、この北極の温暖化と大陸の寒冷化のパターンをWACS偏差(ワックス:warm-Arctic cold-Siberian anomaly)と名付けました。2011/2012年の冬も「平成18年豪雪」(2005/2006年冬)と同様、バレンツ海の海氷面積が著しく少なく、WACS偏差によって例年よりも寒い冬となりやすいことを説明することが可能です(図2b、図3、図4)。
.......... "

コメント
 今年寒いから寒冷化なんて短絡的な話ではなく、地球の気候は、凸凹なんですよね。特定の地域に住む人がこうむる固有の気候変動の影響に関する研究はまだまだ発展と途上という気がします。



2012 2月のクリッピング

クリッピング 2012

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2011/12/06

いよいよ博多湾に姿を現した、浮体式風レンズ風力発電機

博多湾で風レンズ風車実験

(asahicom, 2011/12/05)

 いよいよ、九大風レンズ風車のテストがいよいよ博多湾で開始されました。博多湾に見に行きたいくらいです。浮体式海洋自然エネルギー基地が将来の日本を支えてくれるかもしれません。そんな未来を選ぶのは、私たちです! 詳細は、本日のソフトエネルギーの記事をご覧ください。

いよいよ博多湾に姿を現した、浮体式風レンズ風力発電機。実証実験始まる-----ソフトエネルギー、2011/12/06

関連
博多湾の風集めて 風車と太陽電池で洋上発電実験-----sahi.com,2011年12月5日

風レンズ風車、で検索エンジンからこられる方が増えています / おまとめサイト-----自然エネルギー、2010/07/29

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2011/10/21

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、潮流・海流、波力、海洋温度差などの海洋エネルギー発電システムなどの海洋エネルギー開発の実証研究実施体制を発表

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、潮流・海流、波力、海洋温度差発電などの、海洋エネルギー発電システムなどの海洋エネルギー開発の実証、研究開発の委託先を決定し、内容と社名、団体名を発表しました。
 名前が挙がったところのなかで、いくつかはソフトエネルギーでもその海洋エネルギー開発への取り組みをとりあげてきました。まず、三井造船のオーシャンパワー・テクノロジー社の波力発電システムへの取り組み。

波力発電のオーシャンパワー・テクノロジー Ocean Power Technologies、三井造船と出光興産、日本風力開発などと波力発電所建設計画に合意。日本初の本格的な海洋エネルギー発電プラント、2012年には登場か!?-----ソフトエネルギー、2009/10/15

 高効率ジャイロ式波力発電システムのジャイロダイナミクス社、

日立造船の浮体式波力発電プロジェクト始動。ジャイロダイナミクスの技術をベース-----再生可能エネルギー GreenPost,2012-03-15
ジャイロダイナミクス社、高効率ジャイロ式波力発電システムで事業に本格参入か!?-----ソフトエネルギー、2010/01/08

 佐賀大学の海洋温度差発電については、韓国のボスコに買収されたことで話題になったゼネシスについての記事に情報をアップしてあります。

ゼネシス、タヒチ島近海における洋上海洋温度差発電プロジェクトの事業性調査業務を契約-----ソフトエネルギー、2010/03/19
ゼネシスの海洋温度差発電 情報100810-----自然エネルギー、2010/08/10

 そして、今回新たに発表された注目の川崎重工のプロジェクト、

川崎重工、海洋エネルギー開発、潮流発電システム開発に着手-----ソフトエネルギー、2011/10/21

 今回の技術研究開発は、金額こそ"国家プロジェクト"と考えれば、まだまだ小さいですが、わが国の今後の海洋エネルギー開発にとって、貴重な動きとなる可能性があります。その意味で、委託先となった企業、大学のリストとして注目していきたいと思います。
 自然エネルギーといえば、ぐるっと海洋に囲まれた島国としては、その周囲の海洋に目を向けることは当然のことです。同じ島国として海洋開発に積極的に取り組むイギリスなどの海外の動きと日本の企業がどう連携していけるのか? そのあたりにも注目していきたいと思います。(2t)

・プレスリリース / 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO),平成23年10月19日
「風力等自然エネルギー技術研究開発/海洋エネルギー技術研究開発」に係る実施体制の決定について

"..........
詳細

 NEDOは平成23年7月8日~8月8日の間に公募しました「風力等自然エネルギー技術研究開発/海洋エネルギー技術研究開発」 に対する応募提案について、外部有識者からなる採択審査委員会(別添1)及びNEDOの審査を経て採択予定先(別添2)を決定しました。
1.件名

 風力等自然エネルギー技術研究開発/海洋エネルギー技術研究開発

2.事業内容

(1)事業概要
 本事業では、実海域における実証研究として海洋エネルギー発電システム実証研究を実施し、発電性能や信頼性の向上等に関する要素技術の研究開発として次世代海洋エネルギー発電技術研究開発を実施します。
 また、各国の技術開発や市場動向の情報収集及び各々の海洋エネルギー発電システムの性能評価等に関する方法や手順のとりまとめとして、海洋エネルギー発電技術共通基盤研究を実施します。
 
(2)事業期間
 海洋エネルギー発電システム実証研究及び次世代海洋エネルギー発電技術研究開発は、平成23年度から平成27年度迄(平成28年2月末迄)の5年以内とします。原則として最初の2年間は複数年度契約で行うものとします。平成25年度以降の契約については、外部有識者等による目標達成度の審査を踏まえ、中間目標の達成が認められたものについて締結するものとします。
 また、海洋エネルギー発電技術共通基盤研究は、平成23年度から平成24年度(平成25年2月末迄)の2年以内とします(ただし、各国の技術開発や市場動向の情報収集については、1年以内とします)。
 
資料

別添1:採択審査委員会(60KB)
..........
「海洋エネルギー技術研究開発 採択予定先一覧
海洋エネルギー発電システム実証研究
発電方式 共同研究予定先
波力発電
三井造船株式会社

波力発電
三菱重工鉄構エンジニアリング株式会社 東亜建設工業株式会社

波力発電
株式会社ジャイロダイナミクス 日立造船株式会社

潮流・海流発電
川崎重工業株式会社

次世代海洋エネルギー発電技術研究開発
発電方式 委託予定先
海流発電
国立大学法人東京大学 株式会社IHI 株式会社東芝 株式会社三井物産戦略研究

海洋温度差発電
国立大学法人佐賀大学 株式会社神戸製鋼所

海洋エネルギー発電技術共通基盤研究
テーマ 委託予定先
海洋エネルギー発電技術に関する情報収集・分析
株式会社三菱総合研究所

海洋エネルギー発電技術システムの性能試験方法等の検討
みずほ情報総研株式会社 」-----別添2:採択予定先(60KB)より
.......... "

関連
海洋温度差発電で新実験に着手 佐賀大-----佐賀新聞、2011年10月20日

潮の満ち引きを発電に利用 川崎重工が新システムを開発-----Sankei Biz,2011.10.19

" .....数十億円を投じて沖縄県とスコットランドで実証実験を進める.....沖縄に出力数百キロワット規模の装置を設置する。同事業は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の公募事業として採択されており、費用の3分の2は補助金..... "

参考
NEDO再生可能エネルギー技術白書

" .....その他の再生可能エネルギー等(太陽熱冷暖房、中小水力発電、地熱発電、温泉熱発電・熱利用、雪氷熱利用、海流・潮流発電、潮汐力発電、熱電発電、圧電発電、工場等廃熱利用、温度差熱利用)の技術の現状(3.94MB)..... "

追加情報
海洋エネルギー資源利用推進機構、イギリス EMEC のアドバイスを受けながら海洋エネルギー開発のための実証実験場を整備-----ソフトエネルギー、2012/03/13

[ ソフトエネルギー カテゴリー : 潮汐力・海流など海洋エネルギー ]

[ ソフトエネルギー カテゴリー : 海洋エネルギー-OTEC (海洋温度差発電 Ocean Thermal Energy Conversion) ]

[ カテゴリー : 海洋エネルギー-国内情報 ]

[ カテゴリー : 海洋エネルギー-海外情報 ]

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2011/07/16

オーストラリアの浮体式振動水柱型(OWC)波力発電システム Oceanlinx社 / YouTubeから

 今週のトピックスの中で、地味ながら私の周囲で盛り上がったのが、波力発電所でした。きっかけは、下のスペインのMutriku港に300KW振動水柱型(OWC)波力発電所の話題からでした。この振動水柱型(OWC : Oscillating Water Column)と呼ばれる方式は、実は過去に日本でも複数の研究が行われていたが、その後”忘れ去られた”という歴史があるということでした。

ヴォイス・ハイドロ Voith Hydro、スペインのMutriku港に300KW振動水柱型(OWC)波力発電所を開所-----ソフトエネルギー、2011/07/11

 日本での過去の研究については、なぜ途中で立ち消えになっていったのか、、、。現在事業を調べたいと思って、過去の研究関連の資料をあたっています。
 さて、オーストラリアの オーシャンリンクス Oceanlinx の浮体式の振動水柱型(OWC)波力発電システムのYouTubeのビデオクリップをみつけました。オーシャンリンクス Oceanlinx のOWCについてのエントリーは、

豪Oceanlinx社、シドニーで波力発電所建設計画が本決まり、波力利用の実用化に向けて動きだした-----ソフトエネルギー、2009/02/27

Oceanlinx Beyond Tomorrow

(davidashearer,2009/11/07 )-----Oceanlinx : Gallery

関連
Oceanlinx

Conceptsketch
-----image : How Oceanlinx Wave Energy Worksより

" Oscillating Water Columns

Oscillating Water Columns (OWCs) are simple constructions that act like a piston and cylinder. As the wave rises within the OWC, it replicates the action of a piston, driving a column of air ahead of it and past the turbine. As the wave recedes the opposite effect is experienced. Air is sucked back into the OWC and past the turbine.

To make the energy extraction effective, the cross sectional area of the OWC is narrowed as it approaches the turbine. This serves to accelerate the air so that it reaches its maximum velocity as it passes the turbine.

Oceanlinx has developed two variants of the OWC concept; one for shallow water (greenWAVE) and one for deeper water (blueWAVE). Both variants use the same fundamental principles of the oscillating water column, the same turbine (airWAVE), and the same generator and control systems.

The airWAVE Turbine
.......... "

/ Past Projects
" Mk1 Full Scale Prototype
Mk2 1/3 Scale
Mk3 Pre Commercial "
/ Reports and Links

" REPORTS
Download - Carbon Trust Oscillating Water Column WEC Evaluation Report (External Report) "(このカーボントラストのリポートにも日本の研究が記録されています。)

参考動画
Oceanlinx OWC 1

(hodgsonp51,2008/02/28 )-開発前の模型でと思われる模型

コメント続き
 これらの波力発電システムは、ぐるっと海に囲まれた日本にも使えると思います。国内での研究とともに、海外の事例を総合的に研究する、ヨーロッパ(EU-UK)のEuropean Marine Energy Centreのような組織を立ち上げることを希望します。時間もかかり、資金も有限ですので、内外の確実な研究の発掘、協力、支援体制作りが急務です。
 自然エネルギーといえば、日本は海洋国家です。今回の福島原子力発電所の事故では、深刻な海洋核汚染を引き起こしてしまいました。今こそ、海洋に広く目を向けて、その自然の力を生かし、生かされる仕組みを確保することが急務です。(2t)

参考
European Marine Energy Centre

スコットランド、2020年の再生可能エネルギーの導入目標を100%へと引き上げ-----ソフトエネルギー、2011/05/23

エーオン E.ON、イギリス初の波力発電システムP2 Pelamisを公開。まもなく試験稼動を開始-----ソフトエネルギー、2010/07/20

スコットランドの自然エネルギ-----自然エネルギー、2011/01/04

[ ソフトエネルギー カテゴリー : 潮汐力・海流など海洋エネルギー ]
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・東北関東大震災、福島原子力発電所事故対応サイト : crisis311 #disaster_kit311




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2011/06/23

オーシャンパワー・テクノロジー Ocean Power Technologies - ブイ型波力発電 パワーブイ Power Buoy

オーシャンパワー・テクノロジー Ocean Power Technologies社のブイ型波力発電 パワーブイ Power Buoy がハワイ、スコットランド、そしてまもなく開始されるアメリカ、オレゴン州での実証テストにより実用化に向けて動き始めました。日本でもブイ型ということもあり、導入しやすいと思います。実際に検討もされているようですので、今後が楽しみです。

Ocean Power Technologies

 将来的には、たくさんのパワーブイを並べ、Underwater Substation Podでつなぎ、海中から地上に電力を送ることで、巨大な波力発電所を建設することができます。


(Video: Wellenkraftwerk von Ocean Power Technologies,05.08.2010)

関連エントリー
イギリス - スコットランド
オーシャンパワー・テクノロジー Ocean Power Technologies、150KW波力発電装置パワーブイ PB150を完成-----ソフトエネルギー、2011/03/01

アメリカ - ハワイ
米エネルギー省やNOAAなど、洋上風力と海洋エネルギー(波力、潮流、海流、海洋温度差)に関する8研究に共同で約500万ドルを助成すると発表-----ソフトエネルギー、2010/11/15

オーシャンパワー・テクノロジー Ocean Power Technologies、ハワイのブイ型波力発電装置 PowerBuoy(R) の米初の系統連系運用を開始-----ソフトエネルギー、2010/10/05

アメリカ - オレゴン
オーシャンパワー・テクノロジー Ocean Power Technologies、150KW波力発電装置パワーブイ PB150近況。スコットランド-オレゴンプロジェクト-----ソフトエネルギー、2011/06/23

日本
波力発電のオーシャンパワー・テクノロジー Ocean Power Technologies、三井造船と出光興産、日本風力開発などと波力発電所建設計画に合意。日本初の本格的な海洋エネルギー発電プラント、2012年には登場か!?-----ソフトエネルギー、2009/10/15

東京都、波力発電検討会をたちあげ。ブイ型の波力発電装置を検討?-----ソフトエネルギー、2009/08/06

2011年に実証実験、2012年に国内初の波力発電所が登場か!?-----自然エネルギー、2009/09/03

参考動画

Ocean Power Technologies from Karl Burkart on Vimeo.

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