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2015年1月

2015/01/08

資料2014 「未利用材の供給不足が懸念される木質バイオマス発電」 農林中金総合研究所

コメ
 2015年は、バイオマス発電の稼動も本格化する。当然、その持続可能性評価も、以上の普及を考えるなら、そろそろ議論を本格化させなければならない。
 論点の整理に役立ちそうな情報を集めていきます。推薦の資料などありましたら、教えてください。

関連
論題:未利用材の供給不足が懸念される木質バイオマス発電――地域別需給推計と展望-----農林中金総合研究所(刊行年月日 2014年06月01日)

"要旨
全国各地で木質バイオマス発電所の建設に向けた動きがみられ,2012年7月以降に稼働もしくは計画が発表された発電所は81件に上る。発電所による燃料用の未利用材需要が,全国でどれほど見込まれるのか地域別に推計した結果,少なくとも全国で427万トンの需要が発生すると推計された。
しかし,未利用材の供給可能量は現状401万トンであり26万トンの需要を満たせない。なかでも,中部地方,四国地方,九州地方で未利用材が不足する可能性がある。素材生産量増加の見通しからは,未利用材の供給不足懸念が今後も解消される見込みはなく,発電所が燃料不足を回避するためには,未利用材以外の材を使う以外に解決策はない。輸入チップやPKS(パームヤシ殻),もしくは製材や合板向けの国産材で代用されるであろう。
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刊行年月日 2014年06月01日
更新日 2014年11月06日
掲載コーナー 論調
著者 安藤 範親(アンドウ ノリチカ):基礎研究部 研究員 研究員紹介を見る
出版者・編者 農林中央金庫 発行 株式会社農林中金総合研究所 編集
掲載媒体 定期刊行物 『農林金融』
2014年06月号(第67巻第6号 通巻820号) 2~16ページ
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参考
・Twilog @greenpost : #renewbiomass(バイオマスエネルギー関連の情報)
: #renewbiomass #renewjapan(国内のバイオマスエネルギー関連の情報)


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