2011 太陽電池メーカーシェア / 自然エネルギーの世界
追加情報
・2012 太陽電池メーカーシェア / 自然エネルギーの世界-----自然エネルギー、2013/02/01
当初のエントリーは以下、
[ Google : 太陽電池 グローバル シェア ]
このエントリーも2009、2010、そして今回と3回目になりました。毎年参照するWikipediaのデーターは、単独で利用できるほどに充実したものになり、助かります。
・Wikipedia : List of photovoltaics companies
"top 10 solar module players
2011 Ranking, Solar Module Company, 2010 ranking, Marketshare
No.1 Suntech (1) 8.1%
No.2 First Solar (2) 7.9%
No.3 Yingli (4) 6.4%
No.4 Trina (5) 6.1%
No.5 Canadian (6) 5.3%
No.6 Sharp (3) -
No.7 Sunpower (8) -
No.8 Hanwha
Solarone (7) -
No.9 Jinko (10) -
No.10 REC (10) -
Source PVinsights "
Wikipediaには、さらにさまざまなランキング情報などが掲載され、そちらを参照されることをお勧めします。以前は、これだけの情報を集めるとなると大変でした。
ただし、最新の出荷量MW値付のデーターでは、No.10に京セラが食い込んでいます。今はこちらのデーターを使ってます。
・Suntech Tops 2011 PV Module Rankings as Chinese Dominance Continues-----IMS Research,27 February 2012
" 2011 Photovoltaic Modules Supplier Rankings
No.1 Suntech
No.2 First Solar
No.3 Yingli
No.4 Trina
No.5 Canadian
No.6 Sharp
No.7 Jinko Solar
No.8 Sunpower
No.9 Hanwha Solarone
No.10Kyocera
Source IMS Research "
-----image : IMS Research,27 February 2012リリースより
IMS Researchhaは、以下のように日本語で2011年の太陽光発電市場の実績と今後の見通しを発表しています。
・2011年の太陽光発電世界市場、前年比40%増の27.4GWに成長-----IMS Research、2012年3月19日
-----image(”図1: 太陽光発電主要国市場規模(単位:GW) 出典: NPD Solarbuzz 2012 Marketbuzz”) : 同リリースより
" 価格下落や欧州の補助金削減により、ソーラー企業は2012年に大きな課題に直面2011年、世界の太陽光発電設置量が前年比40%増の27.4GWに到達し過去最高を記録した。NPD Solarbuzzが本日発行した年刊レポート、2012 Marketbuzz®で明らかにしている。
ソーラー支援策が今後一層引き締められる見通しから、2011年は下半期に需要が旺盛になり年間全体の市場成長につながった。上半期には生産が過剰になり、これが2011年市場の特徴ともなるPVチェーン全体の価格の継続的下落をもたらした。また、結晶シリコン系のウエハー/セル/モジュール生産における中国メーカーの優勢はさらに強まっている。薄膜のシェアは低下しており、アジア市場の需要が急拡大している。
2011年の太陽光発電産業の収益は世界全体で930億ドルに達し、前年比12%増を示している。株式発行や負債による資金調達額は80億ドル以上だった。
Marketbuzz®には100ヵ国以上の太陽光発電市場データを収録している。2011年の上位5ヵ国はドイツ、イタリア、中国、米国、フランスで、これらで世界需要の74%を占めている。中国市場は前年比470%増という爆発的成長を見せており、前年に7位だった順位を3位に上げている。
欧州の2011年設置量は18.7GW、世界需要に対するシェアは68%である。2010年の欧州シェアは82%だった。フランスとイタリアの両市場が堅調な伸びを示し、ドイツでも年末に需要が伸びたことから、ドイツ、イタリア、フランスの合計で欧州市場全体の82%を占め、前年並みを維持する結果となった。
..........
2011年のソーラーセル世界生産量は29.5GW、前年の23.0GWから増加した。薄膜の生産量が全体の11%を占めている。中国・台湾の生産シェアは前年の63%から2011年には74%に拡大した。ポリシリコンメーカー上位10社の2011年の生産能力は年間20万4000トンとなっている。また、ウエハーメーカー上位10社で世界全体の生産能力の44%を占めている。
2011年上半期にソーラーセル生産量が需要を上回ったため、2011年には結晶シリコンモジュール工場出荷価格の加重平均が28%下落した。14%下落した2010年と比べ大幅な下げ幅となっている。また、 Q4’11の価格はQ4’10より46%も下がっている。
モジュール工場出荷価格は今後5年間で2011年レベルから43%~53%下がると見られている。2012年の結晶シリコン系の平均工場出荷価格は2011年平均と比べて少なくとも29%の下落を示すと予想される。
今後1年間で世界市場に占めるその他地域の需要シェアが32%に上昇すると見られている。昨年はシェア20%だった。その一方で欧州のシェアが53%に下がる見通しだ。欧州市場のシェアは2016年までに42%を下回るまで落ちると見られており、代わって北米やアジア市場の一部が急成長すると予想される。中国市場のシェアは2016年までに17%に到達の見通しである。
.......... "
参考
・Global PV Installations to Hit 24 GW in 2011 Predicts IMS Research-----IMS Research,15 November 2011
・Lux Research Reveals 2011 Top 10 Module Manufacturers-----Lux-Research,March 14, 2012
・2011 Photovoltaic Modules Supplier Rankings By PV Module Shipments in MW-----Renewable Energy Sources,2012/02/27
・Surprise: Chinese Suppliers Dominate Solar PV Module Rankings-----Renewable Energy World,2012/02/28
・The global market for solar cells-----Washington Post,December 16, 2011
参考2
・PV Technology, Production and Cost Outlook: 2010-2015-----GTM Reserch,OCTOBER 26, 2011
・PV installations, technology, production and cost: Perspectives of the global solar industry by 2015-----Solarserver,05.05.2011
関連エントリー
・太陽光発電協会、一般住宅用の太陽光発電システムが累計100万件を突破したと発表-----自然エネルギー、2012/06/04
・2010 太陽電池メーカーシェア / 自然エネルギーの世界-----自然エネルギー、2010/12/21
・2009太陽電池メーカーシェア PV-Tech.orgの記事から / 自然エネルギーの世界-----自然エネルギー、2010/06/08
参考エントリー
・世界最大のメガソーラー ウクライナ PEROVO 太陽光発電所 100MWp-----自然エネルギー、2012/04/23
・Solarbuzz、世界の太陽光発電の現状と2012年度を分析。2012年は13%増にとどまる低い水準との予測も-----ソフトエネルギー、2012/04/04
・ドイツの自然エネルギー / おまとめサイト #renewgermany120404-----自然エネルギー、2012/04/04
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