洋上風力発電の開発。風況を測るハイテクブイ SeaZephIR の働き
Hi-tech buoy to test ocean winds for turbines
(foxprovidence,2010/10/20)
活発化する洋上風力発電所の開発計画。それを支えるさまざまな技術もあわせて進化していきます。風況を測れるブイにはさまざまなものがありますが、大型化する洋上風車にあわせてブイ自体のサイズも大型化しつつあるようです。ニュジャージー州のロードアイランド沖で計画されている洋上風力発電所の建設計画の事前調査に採用された、Natural Power社のSeaZephIR というブイの大きさは、105フィート、約30mで重さは15tです。レーザーレーダーシステムと伝統的な風杯計で、風速、風向、さらに急激な風速・風向の変化。波の高さなどを海面から10mの高さで長期にわたり観測することができます。
より風力発電機の取り付けられる場所で、発電に必要な風況データーを集めることができる点が期待され採用された理由とのことです。
お値段は、300万ドル! 場合によっては、設置される風力発電機以上のお値段です。
いよいよ、アメリカでも大型の洋上風力発電所の建設が本格化しそうです。アメリカエネルギー省は、洋上風力発電機向けの海面から90mの高さの風況マップも公開しています。それをながめると、平均風速10m/sを越えている地域もあります。アメリカのポテンシャル結構たかそうですね。今後浮体式(Floating Wind Turbin)なども検討されるようです。洋上風車では、先行しているヨーロッパ、イギリスやドイツからも刺激を受けているGEなどの企業もあります。アメリカの洋上風車にも注目したいと思います。
・Deepwater installs experimental data collecting buoy off west side-----Deepwater Wind,March 31, 2011
・High-tech wind-measuring buoy being assembled at Quonset, bound for New Jersey-----Rhode Island news,October 15, 2010
・Buoyant times ahead for offshore resource assessments-----Windpower Engineering,October 25, 2010
参考
・Department of Energy : 90-Meter Offshore Wind Maps and Wind Resource Potential Estimates-----NJ
-----image(Offshore Wind Resource Maps) : 上記サイトより
・東北関東大震災、福島原子力発電所事故対応サイト : crisis311 #disaster_kit311
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