政府、２５％削減目標を正式決定　国連に提出へ: 自然エネルギー

2010/01/27

政府、２５％削減目標を正式決定　国連に提出へ

　日本政府が、昨年のCOP15でも表明していた、1990年比25%削減目標を正式に決定し、国連に提出しました。報道も各社（asahi.com、毎日.jp)で報じられています。
　問題は、政府が国際社会全体で成立条件としている内容です。その内容を前提とするかぎり、なかなか国際間の温暖化効果ガス削減に関する枠組みの合意はむずかしいとう状況があります。その状況下で、さまざまな国内対策を、成立条件なくしても、どこまで、いつまでに実施するかについての計画、タイムテーブルの提示が必要です。それなくしては、1990年比25%削減目標は、具体化せず、国民、生活者にも見えてきません。３月を目処に政府は、自然エネルギーも含むさまざまな気候変動およびエネルギー問題に関する施策を発表するといいます。期待しつつも、その全体像に日本の風土（地震国も）を生かした内容へと後押しする、市民の活動も必要です。そうした、動き、動きのきざしについて関心があります。(t_t)

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