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2009/09/04

JFEエンジニアリング、地熱発電事業推進室を設置

 日本は、多くの人のイメージどおり、地熱の利用の可能性は非常に大きなものです。今後の利用拡大に期待が集まる中で、力を入れようという動きが見られます。
 JFEエンジニアリングが、地熱発電事業推進室を設置し本格的な事業展開をねらうようです。

 これまで抑えられてきたかのような各地、各事業の新たな展開が生まれていくように自然エネルギーの利用に話題がことかかない、みたいな状況になるといいですね。

プレスリリース / JFEエンジニアリング、2009年9月1日
地熱ビジネス拡大に向けて始動

" 地熱発電事業推進室を設置
当社は、地熱発電分野でのビジネス拡大のため、本日付けで、地熱発電事業推進室を設置しました。

 地熱は、太陽光、風力、水力などと同様の再生可能エネルギーのひとつです。わが国は、世界有数の火山国であり、世界第3位の豊富な地熱資源を持つことから、1970年代のオイルショック期を中心に、その有効利用が期待されてきました。しかしながら、最近10年間地熱発電所の新設がなく、発電能力は世界第6位、国内の電力供給量に占める割合は僅か0.3%に留まっています。
 その一方で、地熱発電は、他の再生可能エネルギーとは異なり、天候、降雨、風向などに左右されることなく、一年を通じた利用が可能で、かつ、CO2排出量も太陽光や風力より少ないという特徴を持つことから、昨今その適用拡大に向けた機運が急速に高まっており、国内外で新たな地熱発電所建設の構想が芽吹いています。

 当社は、1960年代のわが国初の地熱発電所建設から地熱発電に関わり、蒸気・還元水パイプラインや気液分離装置などの蒸気生産設備を中心に数々のプロジェクトに携わりました。日本国内で稼動している地熱発電所全18箇所中、9箇所、海外ではインドネシアおよびケニアでの地熱発電所に実績を有しています。
 今後も、これまでの蒸気生産設備分野での経験を活かすとともに、専門の組織を設置することにより、予想される地熱需要の拡大に対応していきます。

 当社は、地熱をはじめとする様々な再生可能エネルギー分野に積極的に取り組み、低炭素社会構築に貢献します。
以上 "

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