開発が進む電気自動車とその充電施設
最近のニュースを読んでいると、電気自動車が次のエコカーのなかで有望そうに見える。すべては、安価でより高性能な蓄電池と充電システムの開発しだいという気もする。高性能なハイブリッドカーの値段がかなりこなれてきている中で、蓄電池を多数搭載する電気自動車の価格はまだまだ高い気がする。将来的には、軽自動車タイプの電気自動車がガソリン車のそれと同じような価格で売られる時がいつやってくるのかという、そのタイミングを計ることが、そのインフラの整備、投資の上で重要だと思う。
充電インフラを含めた電気自動車の導入は、世界中で進んでいます。気になるのは、充電設備の統一基準がないことです。将来混乱することになりそうです。
・電気自動車貸し出し、パリ市が制度導入へ 温暖化対策で4000台-----NIKKEI NET,2009/7/26
参考動画
An Electric Car Race Between SF and Portland!
(gas2video,2009年07月02日)
そして日本でも、さまざまな動きが見られます。(s_w)
プレスリリース / ローソン、2009年07月31日
・東京と大阪で電気自動車(EV)を導入店舗への充電器の設置を進めます
" 株式会社ローソン(本社:東京都品川区)は、2009年8月3日(月)より小売業界で初めて、東京に8台、大阪に2台、業務に使用する車両に電気自動車を導入いたします。また導入地区周辺の店舗駐車場に電気自動車専用の充電器を設置し、将来のインフラとして備えてまいります。
2009年度(2010年2月)までに、東京・大阪・中部地区に、電気自動車を合計で40台導入し、充電器を25店舗に設置する予定です。
.....
-----image : 同リリースより "
・電気自動車の充電施設増やす動き GS・駐車場・家にも-----asahi.com,2009年8月13日
プレスリリース / NTTデータ、2009年8月12日
・電気自動車普及環境整備実証事業への参加について
" 充電設備のインフラ整備を促進する仕組みの検証
株式会社NTTデータは、経済産業省 資源エネルギー庁が推進する「平成21年度 電気自動車普及環境整備実証事業」へ参加します。
NTTデータが実施する実証事業では、複数の企業・自治体が個別に保有している充電設備を相互利用するための認証・課金・決済などの仕組みの有効性検証を行います。検証期間は2009年9月初旬~2010年3月下旬を予定し、複数企業・自治体と協力して進めていきます。
今後、本実証事業で得た知見を活かし、ITを通じて電気自動車を利用する企業・個人が安心・便利に利用できる充電設備の社会インフラ化へ貢献することを目指します。【経済産業省 資源エネルギー庁が公募した実証事業について】
2008年7月に閣議決定された「低炭素社会づくり行動計画」によると、2020年までに新車販売台数の2台に1台の割合で電気自動車を含む次世代自動車を導入する目標が掲げられています。しかし、電気自動車の普及拡大に必要となる、サービスステーション等の充電インフラが十分に展開されていないのが現状となっています。こうした背景を踏まえ、経済産業省 資源エネルギー庁では、電気自動車普及に向けた環境整備を進めており、今回の実証事業は、その取り組みの一環として公募が実施され、NTTデータを含む10件が採択されたものです。
.....
-----image : 同発表より "
・エリーカの慶大の清水浩教授、電気自動車の新会社シムドライブ SIM-Drive を設立-----しなやかな技術研究会、2009/08/25
参考
・New US EIA Energy Outlook Projects Flat Oil Consumption to 2030, Slower Growth in Energy Use and CO2 Emissions, and Reduced Import Dependence; 2% PHEV New Sales Share by 2030-----Green Car Congress,17 December 2008
[クリッピング / 自然エネルギーの記事など]
[ブックマークのインデックス]
しなやかな技術研究会のタイムライン4-----はてなのブックマーク-----
-- [ バックナンバー、しなやかな技術研究会のタイムライン1 、しなやかな技術研究会のタイムライン2、しなやかな技術研究会のタイムライン3]--
[PR GreenPostの商品案内のサイトへ PR]
| 固定リンク
« 秋田大、工学資源学部のナノスケール二酸化鉛と高導電性ポリマーの複合体を用いた新型鉛蓄電池 / MEMO | トップページ | イベント 9/29 環境市民大学 第5回時事講座「自然エネルギーの成長戦略とそのゆくえ-太陽光発電を中心に」 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント