太陽電池の今、そして今後。最近のリポートから
富士経済は、報告書「2009年版 太陽電池関連技術・市場の現状と将来展望」をまとめたそうです。同リポートは、”2020年 市場は08年比5倍の10兆6,021億円 価格下落が需要を刺激し市場の裾野を拡大”という今後の流れを告げるものになっているそうです。
・富士経済 / 太陽電池の世界市場を予測 2009/08/27
2009年は、前年後半の最大の需要国であったスペインでFIT制度が見直されたことと、年間500MWの総量規制が設けられたこと、さらには世界的な景気悪化などの影響もあり、急激に需要が低下、現在まで至る供給超過、生産調整という現状を描くも、2015年までに、早ければ2010年から2012年くらいに発電コストが系統電力と競争できるようになると考えられる、とのことです。グリッドパリティの成立ということです。
・米国の太陽光発電、2015年にグリッド・パリティへ / クリッピング EE Times Japan-----ソフトエネルギー、2009/08/12
このリポートでは、ファーストソーラーのCdTe太陽電池の驚異的な動きにも触れているようです。
・太陽電池業界の熾烈な競争と業界の拡大。ファースト・ソーラーの太陽電池?-----ソフトエネルギー、2009/08/13
関連
・太陽電池世界市場 富士経済が試算 20年、10兆6000億円に拡大-----Fuji Sankei Business i.,2009/8/28
参考
・More Sun for Less: Solar Panels Drop in Price-----nytimes.com,August 26, 2009
・太陽光発電パネル需要にかげり:09年は生産量の半分近くが在庫に-----Semiconductor,2009.08.18
・太陽電池、国内は活況を呈すも、世界では減速-----自然エネルギー、2009/07/30
追加情報
・ファーストソーラー First Solar、第二四半期業績発表。2012には、2GWp体制確実とのこと!-----自然エネルギー、2010/08/26
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