中国が、スマートグリッドに動く!
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China’s Smart Grid Ambitions Could Open Door to US-China Cooperation-----New Energy and Environment Digest 新能源与环保参考,June 5, 2009
" China’s largest electric transmission company has announced an ambitious plan to develop a national smart grid by 2020 that would help utilities and their customers transport and use energy more efficiently. "
中国がスマートグリッドに動いている。風力発電などの再生可能エネルギーに投資を増やす一方で、広大な国に張り巡らされようとしている電力網に関しては、前々から地域のEMSやマイクログリッドの研究を行ってきています。これまでは、ヨーロッパの技術の導入を検討していたようですが、ここにきて米の関連企業との関係の強化にも動いています。世界の電力産業が、発電、送電、給電のあらゆる事業で大きな変革に向けて動きだす時期にきているようです。
・Just Say No to NIMBY, says U.S. Chamber of Commerce... China To Invest Heavily in Smart Grid... Spanish Company Patents Grid Management Technology-----Smart Grid News,Jun 2, 2009
・China gets smart on power supply-----Shanghaidaily,2009-6-1
・China to announce massive smart meter & grid project-----Smart Meters,01 June 2009
・Cutting the Cost of Smart Grid in China-----Greentech Grid,May 28, 2009
・"Smart" Energy Management for China's Transmission Grid-----Renewable Energy World,2008/11/13
・China: The Next Big Smart Grid Revolution-----Smart Grid News,Aug 1, 2007
ところで、世界の電力関連企業がこぞって取り組むスマートグリッド。世界では、かなり大規模な実験が行われていたり、されようとしています。しかし、あまり日本の企業が顔を出さないのは、不可思議な状況です。
日本の企業も参入を発表している電力の発電から、送電、給電までの総効率化と制御。寡占状態にある日本の電力会社にとっては、それほどの魅力がなかったということかもしれませんが、見える化と制御により、巨大な市場が生まれようとしているということは事実のようです。
問題は、これらの技術が、地域分散型の小規模な発電源としての再生可能、地域エネルギーの振興に良い影響があるように進んでいくことになるのかということだと思います。日本型のスマートグリッドがどんな形になるのか、まったく形にならないのか? じっくりと見ていきたいと思います。中国、韓国が動けば、電気自動車などと組み合わさって、アジアでも無視できない技術となることは間違いなさそうです。(t_t)
参考動画
・US - China Clean Energy Forum: charting a path toward cooperation and a greener world-----YouTube : CleanEnergyForum,2009年04月03日
GE Smart Grid Technology
(geimaginationatwork,2009年02月12日)
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