原子力発電の”コスト”に廃棄費用は入っていない!?
日本政府が、自然エネルギーを普及させるといいつつ、本腰は原子力という流れを作っているのが、気に入らない。太陽光発電や風力発電はライフサイクルマネジメントを意識せざるをえない評価の中で、厳しいコスト掲載を強いられている。もちろんやむおえないことだ。
しかし、一方、原子力に関して、例えば柏崎刈羽原発の地震による被害がいくら電気料金に上乗せされているのか? 根本的な廃棄に関する費用(核燃料、原子力発電所の廃炉)はどれくらい計上されているのか? などわからない点が多い。アメリカでは、ちゃんとコスト計算をすれば原子力発電は、化石燃料どころか、”太陽光発電にすらかなわない”などという話が十年以上前から言われていました。しかし、日本の計算では、原子力はペイするし、地震の被害も見積もれると考えられているようだ。
・後始末は誰の責任? 膨大な費用がかかる原子力発電所の解体-----日経エコロミー、09/06/19
" 原発が建設された当時、我々は核エネルギーの民間利用についてあまりにも寛容すぎた、あるいは無知すぎたのかもしれません。 "
今後は、エネルギーの世界でも、ライフサイクルマネジメントが本格的に議論されなくてはなりません。その上で、日本やそれぞれの地域におけるエネルギーの確保という問題に公平に、安全に取り組むことができると思います。(t_t)
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