アメリカは、核推進を撤回。効率化、再生可能エネルギーなどへの傾注を強化
オバマ大統領のエネルギー政策の中で、原子力がどのような形になるのか注目されていましたが、
・米、核燃料の再処理を断念 オバマ政権、政策転換-----asahi.com,2009年4月21日
" 米エネルギー省(DOE)は20日、原子力発電所の使用済み核燃料の商業用再処理施設や高速炉の建設計画を取りやめる方針を明らかにした。 "
アメリカでは、核廃棄物と再処理施設は、出口なきエネルギー政策として予算の見積も技術も確立されていないとして、長い間足踏み状態におかれてきたが、ブッシュ政権末期に方向転換、核廃棄物の処理と再処理のための技術の確立をめざし、核の推進へと方向転換するように思われたが、ここにきて、撤回、おおきく方向を転換することになった。
オバマ大統領自身が今回の決定に関して特別な発言をしたということはないようですが、2007年の12月の段階で、核に対しては慎重な姿勢でのぞむことを表明しています。
そして、連日伝えられるのは、スマートグリッドや再生可能エネルギーへの新たな投資と研究、アメリカの動きは、2010年代の最初にも具体的な成果をあげるべく動いています。(t_t)
Barack on Nuclear Energy
(BarackObamadotcom,2007年12月30日)
参考
・US GNEP programme dead, DOE confirms-----Nuclear Engineering,April 15, 2009
・Obama to cut Yucca budget-----Lasvegassun.com,April 17, 2009
・中国新聞 : Negative Legacy of Nuclear Age
関連エントリー
・Steven Chu氏は、かく語りき-----自然エネルギー、2009/03/10
・吹くか、オバマ風4 アメリカの自然エネルギー-----ソフトエネルギー、2009/01/23
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